ゲーマーズ! DAY6 ゲーマーズと全滅ゲームオーバー (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY6 ゲーマーズと全滅ゲームオーバー (アニメ)
「天道さん、僕と――」
勘違いが誤解を生み、どんどん錯綜してしまう……! 祐と亜玖璃はお互いの浮気を疑い、千秋は景太と亜玖璃が付き合っていると誤解してしまった。景太への想いを抱き続けている花憐は、謎の胸の痛みに苛まれていた。もつれる恋愛関係の火中にいるとはつゆ知らず、景太は正式に花憐と友達になろうと決意する。各々の思惑(と勘違い)を背負い、教室の中心で、景太は花憐に告げる――!!

勘違いスパイラルからどういうわけか主人公が天道可憐に告白してしまう。登場人物の過剰なまでの勘違いとそれが生み出すネガティブな思考は全てこの主人公による告白をお膳立てするためだったのだろうが、脚本家に無理やり踊らされているような感じが露骨で、視聴者の自分としてはどこか作品の世界に入って行けず、醒めてしまう。ただ、平凡な人間の物語がドラマチックに動き出すにはこれぐらいの偶然や神の手によるものが必要だということなのかもしれない。
                 
        

ゲーマーズ! DAY5 亜玖璃と通信エラー (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY5 亜玖璃と通信エラー (アニメ)
「運命の人すぎんだろうがよぉおおおおおおお!」
髪を切りイメチェンを果たした千秋だが、唯一の意見の相違のせいで景太との反りが合わず、仲は酷くなる一方だった。二人の仲をどうにか取り持とうとする祐は偶然、千秋と景太の運命的すぎる繋がりを知ることとなる。天啓を閃いた祐は彼ら二人とさらに花憐を誘い、ゲーム同好会を発足させたのだった。……それぞれがすれ違いの誤解を生み続けているとも知らずに。

ゲーム部ほどガチじゃなく、楽しむことを目的とした緩い集まりとしてのゲーム同好会立ち上げを考える上原。それはいいのだけれど、相対化させる対象としてのゲーム部の問題点と良さが作中でほとんど描写されず、天道可憐以外の部員も主人公たちと全く関わっていないのでどうにもしっくり来ない部分もある。

ただ、上原としてはゲームはどうでもよく、お互いが疑心暗鬼になるほどのラブコメ展開を自分でコントロールしようという思惑のようだ。確かに今回も目に余るほどのラブコメで、誰が誰を好きなのか視聴者としても混乱しそうになるし、これは人が人を好きになる有様とはそういうものだというメッセージが含まれていそうだが、それにしてもラブコメ一辺倒で全然ゲームをやっていないのは如何なものだろうか。
                 
        

ゲーマーズ! DAY4 天道花憐とスランプ・デイズ (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY4 天道花憐とスランプ・デイズ (アニメ)
「これは私の人生を……再起を懸けた大勝負よ!」
天道花憐の朝は早い。運動と勉強をし、身支度を調えて学校へ。友達は多く、告白する男子も後を絶たない才色兼備。そんな彼女の心を乱しているのが、雨野景太という男子だった。ゲーム部での練習中もどこか上の空で、夢にまで見るほど彼のことが気になってしまっている。すべてがスランプ気味の彼女は、休日に景太と偶然遭遇。彼をゲームセンターに誘い、完璧な自分を取り戻すために勝負をしかける!

学園のアイドルである天道花憐の普通の女の子としての一面を描写している回。

他人の思い描いている理想の自分というものを見事に演じてみせる天道可憐のその素の姿とのギャップが面白く、その中でもラブレターがいつも下駄箱に入っているところだけはオチをあまりつけずにしっかりアピールすることで、天道可憐が天野景太という地味な存在に心をかき乱される様の異常さが強調され、実は普通の女の子という描き方をしている一連の流れをひっくり返して、普通の女の子だったらまず好きにならないであろう天野景太という存在を好きになれる天道可憐の凄さがユニークな手法で表現されていた。

更に面白いのは、そんな天道可憐の心を捉えて離さない天野景太の凄さは相変わらずよく分からないところだろうか。ただ、ゲームセンターでの一幕などから、地味で平凡に見えるが普通の男子とは違う部分が視聴者にも少し伝わってくるようなエピソードにはなっている。
                 
        

ゲーマーズ! DAY3 星ノ守千秋とすれ違い通信 (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY3 星ノ守千秋とすれ違い通信 (アニメ)
「こちらの方と仲良くなりたくて、勇気を出してA組に来ました!」
一緒にゲームセンターへ行った日を境に、景太と祐は仲良くなり、フリーゲームの話題で盛り上がっていた。花憐から気に入られている雰囲気の景太だが、本人にはまったく自覚なし。祐はそんなぼっちの彼をレベルアップさせるため、ゲームが趣味でおとなしい女子――星ノ守千秋に話しかける、というクエストを課す。趣味が同じのぼっち女子とのフラグ成立! かと思いきや……!?

ソシャゲ仲間の女の子と仲良くなった主人公にヒロインが嫉妬し、イケメンの友達がそのソシャゲ仲間と仲良くなると今度はイケメンの彼女が嫉妬をする、というゲームじゃなくてラブコメばかりしてる回だった。ラブコメはいいのだが、男の側は嫉妬しないという非対称性と、ソシャゲ女の子が垢抜けて周囲から目を引く容貌になったことへの批評性が乏しく、陳腐さを感じる。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第35話 子供達 (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第35話 子供達 (アニメ)
日没まであと1時間。調査兵団の精鋭たちがついに巨大樹の森に到達した。目的はあくまで戦闘ではなく、エレンを見つけ出し奪還すること。だが、それでも危険な作戦であることに変わりはない。そんな中で、クリスタだけは絶対に助け出さなければならないと、ユミルの心に焦りが生じていた。ユミルは思い出す。貧民街で暮らしていた幼い頃と、その後の数奇な運命、そしてクリスタとの出会いを――。はたして、ユミルはどう動くのか!?

ユミルがクリスタに執着する理由が語られる。クリスタがかつて自分に嘘をつきながら生きてきた自分と重なり、同じ匂いのするクリスタをどうしても放っておけなかったからというものだが、視聴者的にはそこにクリスタが食べた巨人の記憶はどの程度影響しているのだろうかと気になるところ。しかし、どうしてユミルはクリスタに近づいたのだろう。自分ならクリスタを救える、クリスタのことを分かってやれると考えたのだろうか。浅はかにも思えるが、それを分かった上で、人は人に惹かれるままにアプローチしていけるのが素晴らしいところでもあるのかもしれないし、ユミル流の自分に嘘をつかない生き方の証明なのだろう。
                 
        

ゲーマーズ! DAY2 上原祐と強くてニューゲーム (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY2 上原祐と強くてニューゲーム (アニメ)
「雨野。その……お前って天道とどういう関係なわけ?」
学校一の美少女である花憐を泣かせてしまった一悶着のせいで、景太は悪目立ちしてクラスでも変な噂が出るようになってしまう。彼を傍目に見ていたリア充男子・上原祐は、その様子が気に入らなかった。しかし、放課後に祐は慣れない様子でゲームセンターをうろつく景太を見つけ、思わず一緒に格ゲーをしようと誘ってしまう。下手くそだがゲームを本気で楽しむ景太に、祐は親近感を抱き始めるのだが……。

主人公は学園のマドンナ的ポジションのヒロインに想いを寄せられているのだが、その主人公の、今回のエピソードの時点ではまだ友達の段階まで行っていないものの、そのうち悪友的ポジションに収まりそうな上原祐というキャラクターに彼女が存在しており、深夜アニメにありがちな登場する全ての”かわいい”女の子の想いと身体は主人公のものというハーレム的設定ではないことがアピールされていた。

上原は垢抜けたルックスで同性からも異性からも人気があるが、実は中学生の時に地味なガリ勉として周囲に馬鹿にされていたという過去を抱えていて、そのあたりの「過去の自分」にまだ囚われているからこそ、地味でゲームが好きというところぐらいしか取り柄のない主人公へ親近感を覚える。実際、自分の彼女については中学生時代から自分のことを想っていてくれたことと自分と同じように地味な存在だったことが分かると、惚れるようになるのだから、本当は地味な自分に戻りたいのかもしれないが、そうするのはなかなか難しい、他人の視線を気にして生きていかなければならない社会の息苦しさが表現されたエピソードになっていた。だからこそ、マイペースな主人公に上原は輝きを見出したのだろう。
                 
        

ソードアート・オンラインⅡ #21 剣士の碑 (アニメ)

                 
ソードアート・オンラインⅡ #21 剣士の碑 (アニメ)
第27層のボスを攻略しようとするアスナと《スリーピング・ナイツ》の動きは、ボス攻略専門ギルドに察知されていた。ボス攻略のノウハウを知られた上に、先を越させまいとするギルドの妨害を受け、窮地に追い込まれるアスナたち。そこへ、キリトとクラインが駆けつけ、アスナたちに加勢。キリト達が時間を稼いでいる間にアスナと《スリーピング・ナイツ》は、行く手に立ちふさがるボス攻略ギルドの先遣隊20人を蹴散らし、ボス戦に挑む。

キリトが颯爽と登場して、アスナやユウキの挑戦を妨害しようとするギルドを食い止める。その間に我先にとボス部屋に入るアスナ達のチーム。確かにボス待ちの時間は人の心を殺伐とさせるし、ポップした敵を奪い合う様はさながら戦争のようなのがMMOの常と云えるとはいえ、他を出し抜いてまで貪欲にボス攻略へ挑もうとするユウキ達の姿勢には妨害ギルドと同様の醜さのようなものが現れていたようにも思う。ただ、チーム解散だけではなく、そこまでしてボスを討伐する他の理由がユウキにはあったことを匂わせて今回を閉じていた。そこまでの理由というものがあれば、人は獣になっても許されるのかといえばその部分には議論もありそうだが。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第34話 開口 (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第34話 開口 (アニメ)
鎧の巨人との戦いに敗れたエレンは、巨大樹の森で目を覚ます。そこにはエレンと同様に巨人化の能力を有する者たちがいた。巨人の巣窟となった森では、たとえ巨人になったとしても生き抜くことは困難であり、そもそも戦い終えたばかりのエレンには巨人になれるだけの体力はない。即ち今のエレンに出来ることは、巨人が動かなくなる夜まで大人しく待つことだけ。そんなエレンに、ある人物が「俺達の故郷に来てもらう」と語りかける。

囚われの身になったエレンとユミルがライナー達とコミュニケーションを取る。立場が違ってもエレンの威勢は相変わらず良い一方、ライナーは自分のやっていることに罪悪感と迷いがあるようで、精神に異常をきたしているような描写も。

エレン一人を取り返すためにエルヴィン達調査兵団が向うシーンはプライベート・ライアンのようでもありながら、エレンはただの一兵士ではなく、厳しい戦況の中で大きな犠牲を払うだけの価値がある特別な存在であることを強調されており、いくら心臓を捧げる覚悟で望んでいるとはいえ、己が囚われても恐らくは同じように助けに来てくれないであろう他の調査兵団の名前のないメンバーに思いを馳せるとなかなかの残酷さも感じる。
                 
        

ゲーマーズ! DAY1 雨野景太と導かれし者達 (アニメ)

                 
ゲーマーズ! DAY1 雨野景太と導かれし者達 (アニメ)
「私に付き合って、ゲーム部に入ってみない?」
趣味はゲーム。それ以外は特に特徴のないモブキャラぼっち高校生、雨野景太。彼がいつものようにゲームショップで格安ゲームを漁っていると、学校で一番の美少女・天道花憐から突然ゲーム部へ誘われた。これまでの地味で友達ゼロの高校生活が一変、選ばれしギャルゲ主人公のようなラブコメが始まる……と思いきや、ゲーム部部員はガチゲーマーばかりだった!

地味な人間にありちがちなゲームが趣味の主人公が美少女にゲーム部に誘われて少し舞い上がるが、緊張と警戒心から断ってしまう。主人公の気持ちは分かる。手の届かない美少女と距離を縮めてもいいことなんてあまりないもの。美人からすれば自分のルックスのせいで却って距離を置かれるのだからなかなか辛いところなのだろうが。ゲーム部自体も主人公のように浅く広くプレイしてゲームを楽しんでいるそこらへんに転がっているオタクというよりは、競技性の高いゲームへストイックに挑むeスポーツプレイヤー的なタイプばかりだったので、自分が入ってもついていけないだろうと判断したのもう頷ける。その上で入部を断ったことの後悔する気持ちに囚われ続ける点も含めて。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第33話 追う者 (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第33話 追う者 (アニメ)
エレン巨人は鎧の巨人をあと一歩のところまで追いつめたが、超大型巨人の頭部が落下してきたことにより形勢は逆転し、エレンは鎧の巨人に連れ去られてしまう。さらに、超大型巨人の発生させた熱と風圧が、その場にいた兵士たちに甚大なダメージを与える。倒れたミカサが目を覚ましたときには、既にエレンの敗北から5時間が経過していた。エレンを想って、涙するミカサ。そんなミカサやアルミンを、ハンネスは勇気づけるのだった。

二体の巨人の前に敗北を喫し、連れ去られてしまうエレン。その後、ハンネスと共にミカサやアルミンが昔のことを回想して感慨に耽っていたが、その過程で視聴者的にもそういえばハンネスの声は藤原啓治だったと思い出し、今の声に違和感を覚える皮肉な結果に繋がっていた。それぐらいしか楽しみが見つけられないというところもそうではあるが、ネタバレになるもののもうすぐ最期の時を迎えるハンネスのその時の声が藤原啓治じゃないなんて、致し方ないとはいえ、ハンネスの存在と共に少し口惜しい。
                 
        

エロマンガ先生 #12「エロマンガフェスティバル」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #12「エロマンガフェスティバル」 (アニメ)
正宗と紗霧の新作、『世界で一番可愛い妹』が発売になった。相変わらずお面をかぶって、部屋からの動画配信を続けている紗霧は「ふぇすてぃばる」の幕開けを宣言する。一方、『世界妹』2巻の執筆中にアイデアに詰まった正宗は、紗霧に相談を持ち掛ける。その相談とはなんと、「かわいい妹の、かわいいところが見たいんだ!」――!!?

最終話。紗霧が引きこもりだという設定を忘れさせるかのような下ネタ満載のお祭り騒ぎで幕を閉じている。それでも最後の一線は超えないよう、恥じらいを忘れないむっつり感が強調されていたところは兄と妹の二人の関係と重ねられられているようでもあった。視聴者としてはもう二人くっついちゃえよとツッコミたくなりますが、ラブコメにそれは野暮はなんでしょう。
                 
        

御城プロジェクト:RE プレイ69 討伐武将大兜!加藤清正 

                 
御城プロジェクト:RE プレイ69 討伐武将大兜!加藤清正 
御城プロジェクト:RE プレイ69 討伐武将大兜!加藤清正 

今回の武将大兜討伐イベントの報酬は刀。攻撃力こそ他の☆4刀に比べると見劣りするものの、法術のように敵の移動速を下げる事ができるというユニークなデザインになっております。最近の高難易度ステージの攻略には早い段階からしっかりと敵の足止めが出来る盾が重宝されていますから、刀も盾までとは言わないまでもそれに近い運用ができそうなことを考えるとこの武器は戦術の幅を大きく広げてくれるのではないでしょうか。

マエカナが特技でノックバックを所有しておりますが、特技だと最大化させなければならないのに対して武器だと装備するだけで効果を発揮するのも大きいですね。個人的にはマエカナに装備させて一人で法術と鉄砲を兼ねさせてみたいところ。ただ、同田貫を+10にしちゃったからなあ……。
                 
        

ソードアート・オンラインⅡ #20 スリーピング・ナイツ (アニメ)

                 
ソードアート・オンラインⅡ #20 スリーピング・ナイツ (アニメ)
アスナは、ユウキがリーダーを務めるギルド《スリーピング・ナイツ》への協力を頼まれる。《スリーピング・ナイツ》は、メンバー同士の事情で近く解散することを決めており、解散前の思い出作りとして、自分たちのパーティーだけでのボス攻略に挑んでいた。しかし、通常は複数パーティー合同の49人で挑むボス敵を、《スリーピング・ナイツ》+アスナの7人のみで倒すのは極めて困難。勝算の薄さから、返事をためらうアスナだが……。

絶剣ことユウキが女の子であるのはお約束ではあるものの、彼女との交流をアスナの視点を通したキリト抜きの物語として描いているところは珍しさがあり、エクスキャリバーの時と同様に、新たな機軸を生み出そうと模索しているようであった。ただ、悲しいことにキリトがヒロインとイチャイチャしていたラブコメ仕立ての冒険に比べて面白みや盛り上がりがあったかといえば、そうでもない。祇園精舎の鐘の声が聞こえてくるようである。
                 
        

ソードアート・オンラインⅡ #19 絶剣 (アニメ)

                 
ソードアート・オンラインⅡ #19 絶剣 (アニメ)
“《絶剣》”の通り名で呼ばれる凄腕プレイヤーの噂を聞き、勝負を挑むことにしたアスナ。《絶剣》は超攻撃回数を誇る自身のオリジナル・ソードスキルを賭けて対戦相手を募り、挑戦者全員を返り討ちにしていた。だが《ALO》からログアウトし、現実世界へ戻った明日奈は、母・京子から、進学校への編入試験を受けるよう言い渡される。進路を押しつけ、さらには結婚相手すらも勝手に決めようとする母に彼女は反発するのだが……。

絶剣、やはり女の子だった。アスナが押されるほどの腕前は相手が女の子だからキリトはわざと負けただけではなく、本当にすごい実力の持ち主であることが主張されていた。でも、キリトはわざと負けたんでしょ。もうこのアニメしょうもねえなあ。アスナの母親として、クールな教育ママを演じるのは林原めぐみ。持論を展開するばかりで、娘の進路を勝手に決めたり正論を押し付けるのはどうかと思うものの、林原めぐみの抑揚のない演技はヒール感を強くしていて見事だった。キリトを娘のパートナーとして認めないというアスナママの考えにはキリト君をよく知る視聴者として頷いてしまう。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第32話 打・投・極 (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第32話 打・投・極 (アニメ)
「鎧の巨人」と「超大型巨人」がエレンの目の前に出現。激昂したエレンはすぐさま巨人化し、鎧の巨人の顔面に拳を叩きこむ。一方、超大型巨人は調査兵団が待機していた壁を破壊し、昏睡状態のユミルを捕らえて自らの口の中に放り込むのだった。調査兵団はハンジの号令のもと、一斉に超大型巨人へ襲いかかるが、巨人が全身から蒸気を噴出させたため、近づくことすら不可能となった。その頃、鎧の巨人を相手に苦戦するエレンは……?

エレンVSライナー。ライナーにダウンさせられ、気を失いかける最中にアニとミカサが自分を巡って争う訓練兵時代のシーンを思い出すエレン。普通に見れば三角関係のラブコメでしかないのだが、実はアニがエレンに惹かれているのはエレンが己の中に取り込んでいる巨人の為ではないかということも示唆されており、ではミカサは違うのだろうかと考えさせられた。そもそもエレンに限らず我々は何かを引き継ぎながら生まれてきているわけで、その差がどんな理不尽なものであろうと驚くべきではないのかもしれないが。

超大型巨人になったベルトルトが、調査兵団を躊躇いもせずに口の中へ入れてみせるシーンはなかなか残酷でシュールだった。調査兵団と同様に視聴者としても唖然としてしまう部分がある。
                 
        

エロマンガ先生 #10「和泉マサムネと年下の先輩」」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #10「和泉マサムネと年下の先輩」」 (アニメ)
山田家の別荘にて、正宗の「お蔵入り小説」を熱心に読むムラマサ。自分の作品を心から好いてくれるムラマサの反応に、正宗も照れながらも嬉しさを隠せない。正宗の提案でその日は仕事をしながら、成り行きで「ムラマサの好きな人」の話題で一同は盛り上がる。変わらぬ恋心を隠しもしないムラマサの、その胸の内で起こっていた変化とは――。

今回はムラマサ先輩とイチャイチャする話、なのだが、大体エルフが出しゃばってきていた。王様ゲームでお面(仮面)を被った紗霧がエロマンガ先生としてパソコン(ネット)越しに命令していたシーンでは、何の躊躇いもなくいきなり自分の欲望の赴くままにHな命令を出していたところに紗霧が如何にもコミュニケーションを苦手にしていそうなところがうまく表現されていたように思う。また、そんな紗霧でも別人格のような変身を経た上で多くの人と円滑にコミュニケーションを取れるようになるネットというものの凄さと怖さも風刺的に演出されている。
                 
        

エロマンガ先生 #9「妹と妖精の島」」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #9「妹と妖精の島」」 (アニメ)
「名付けて『夏の取材&執筆合宿』!」 エルフの思いつきから、南の島へと旅行に行くことになったラノベ作家たち。山田家所有の豪華な別荘に驚きつつも、一同が羽を伸ばすなか、エルフは正宗に、自分の「彼氏役」を務めるよう言いつける。「取材」を言い訳にして、いつにもまして積極的な彼女が、はしゃぐ笑顔の後ろ手に、隠し持つ本心とは――。

山田エルフやムラマサと南の島で執筆合宿を行うことになった主人公。で、今回はエルフといちゃいちゃする回。おいおい、このアニメ、普通のラブコメじゃねえか。主人公はエルフが自分のことをどう思っているのかあまり気にならないのに、エルフは主人公が自分のことをどう思っているのか浴場で聞き耳を立てるぐらい気になって仕方がない。一見我儘なエルフのペースで進められつつも、この非対称性の存在が、男性向けのポルノとして成立させている。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第31話 戦士 (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第31話 戦士 (アニメ)
ウトガルド城を取り囲んだ巨人の群れはユミルの活躍と、駆けつけた調査兵団の主力部隊によって撃退された。重傷を負ったユミルは治療のためトロスト区に送られることとなり、残った調査兵団は壁の修復作戦を再開することに。ところが、穴の位置を知らせに来たはずのハンネスは「穴はどこにもない」と報告する。穴がないのだとしたら、巨人はどうやって壁の内側に現れたのか? 疑問を抱えたまま、エレンたちはトロスト区で待機する。

とうとうライナーとベルトルトが巨人化する。そして、ライナーとベルトルトのことが怪しいと分かっていてマークしていたはずなのにそれを防ぐことが出来なかった調査兵団。アニの時と同じ轍を踏むことになってしまったのは、人間は同じ過ちを繰り返し続けるという皮肉が込められているのかもしれないし、人間の知恵では巨人に敵わない(もしくはそうであって欲しい)というメッセージになっているようにも受け取れる。

ベルトルトにとって、ライナーがこのタイミングで自分達のことを告白するのは意外だったように、調査兵団にとっても同様で、このタイミングでライナーが動いたことは結果的に調査兵団の隙をつくことに成功したということでもあるのだろう。実際、視聴者にとっても、また原作コミックスの読者にとっても、ライナーがベルトルトと共に自分の正体を告白してみせるシーンはあまりに唐突で呆気にとられてしまうような仕掛けになっている。
                 
        

エロマンガ先生 #8「夢見る紗霧と夏花火」」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #8「夢見る紗霧と夏花火」」 (アニメ)
「好きな人がいるんだ」 正宗がそう言ってムラマサの告白を断ったと聞き、喜ぶ紗霧。だが不器用な二人の距離は簡単には詰まらない。そんな中、新作の文庫化に向け、泊まり込みの仕事に出掛けて行く正宗と家で一人留守番をすることになる紗霧。二人それぞれに気掛かりなのは、お互いのことと浴衣姿、準備が進む花火大会のこと――。

いつにもまして妹と主人公がひたすらイチャイチャする。そうかと思えば、以前は妹の方が主人公と距離を置く素振りをみせたのに、今回は主人公の方が恋人ではなく妹が欲しいんだと紗霧に家族であることを要求するというエピソードになっている。家族になろうというのが、実は最上のプロポーズになっているということなのかもしれないし、もしくは今の二人には性愛へ依存させるよりも家族的絆によるケアが重要であるということなのかもしれない。
                 
        

進撃の巨人 Season2 第30話 ヒストリア (アニメ)

                 
進撃の巨人 Season2 第30話 ヒストリア (アニメ)
エレンたちがまだ訓練兵団だった頃。とある雪山での訓練を終えた後、ふと気づくとクリスタとユミルの姿が見えなくなっていた。クリスタは訓練中に体調を崩したダズのそばについていて、また、ユミルはそんなクリスタに付き合っているうちに遭難してしまったのだ。吹雪の中、すっかり日も暮れて、息も絶え絶えなダズを引きずって山のふもとをめざすクリスタ。このままでは3人とも助からないという状況で、クリスタのとった決断は!?

巨人化したユミルが命をかけて救ったクリスタという存在。クリスタはユミルの想いに応えてヒストリアという自分の本当の名前を名乗るが、ユミルがクリスタに執着した理由はクリスタと自分が似ているからという理由だけではなく、自分が食べたライナーとベルトルトの友人(マルセル)やそれ以前の巨人達の記憶が影響しているのではないだろうかと考えると、業の深さというものを感じさせる。
                 
    
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