山賊の娘ローニャ 第2話 「はじめての森へ」 (アニメ)

                 
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仕事もそこそこに、ローニャの世話に夢中になるマッティスと山賊たち。父マッティスや母のロヴィス、そして山賊たちの愛を一身に受けてすくすくと成長したローニャは、ある日、初めて一人で城の外へ出る許しをもらう。

・仕事をほっぽり出してローニャの子育てに夢中になる父親のとその仲間の荒くれ者の山賊たち。ここらへんはちょっと社会に対するメッセージ性を含んでいるといえるのかも。

・あっという間に成長し、素直ないい子に育ったように見えるローニャははじめて一人で城の外へと出て、森に出かけることとなる。ローニャを旅へと送り出す際の父親とのやりとりからはローニャよりもむしろ父親の方に思い入れがあるように感じたし、そのぎこちなさのある不器用な愛情表現がくすぐったくて良い。

・しかし、このローニャの見事に何の特徴もないようなキャラクター。宮崎吾朗には宮﨑駿のようなスケベ心、少女や少女の透明感に対する執着やフェチシズムといったものがないのかな。あるのだけど、うまく演出しきれていないだけなのか、それともあえて排していて、男達に囲まれて育った中性的な少女をテーマにしているのか。

・全体的に話のリズムが単調で、視聴者を引きこむような仕掛けや伏線といったものが全くといっていいほどなかった。あえていうなら、山賊と鳥女あたりがキーワードだろうか。少なくとも2話を視聴した段階では、世界名作劇場から山場を取り除いて日常系を掛け合わせたようなしょうもない出来で退屈というのが正直な感想である。
                 
    
> 2014年10月