ソードアート・オンライン #14 世界の終焉 (アニメ)

                 
ソードアート・オンライン #14 世界の終焉
2024年11月。第七十五層のボス≪スカル・リーパー≫攻略戦は想像を絶するものとなった。転移結晶が無効化された空間で、次々と命を散らしていく歴戦のプレイヤーたち。
辛うじて≪スカル・リーパー≫を撃破したものの、多大な犠牲を支払った≪攻略組≫の面々の表情は暗い。この先の攻略の厳しさを予感し、打ちひしがれる彼らをヒースクリフは静かに見守る。

壮絶な攻略戦の最中に、血盟騎士団団長のヒースクリフこそが黒幕の茅場晶彦であることを見抜くキリト。本当は頂上でラスボスとしてプレイヤー達と戦う予定だったが、その場で茅場とキリトのデュエルに突入し、アスナがキリトを庇って死んでしまうという、まさかのようでよく考えればベタな展開を経て、お互い相打ちのような形でキリトが勝利し、SAOの世界は終焉を迎える。

打ち切り漫画のような粗い内容はもやもやとしたものを残すものの、現実世界に帰還したキリトがすっかりやつれていたのは、2年以上もベッドの上で寝たきりだったので仕方ないとはいえ、アスナを失ったことでの憔悴のようにも映ったし、またネットゲーム廃人がゲームをやめてリアルの世界に向き合うこと(社会復帰)の難しさがメタファーとして描写されているようでもあり、示唆に富む。

点滴の輸液ポンプに掴まりながら光の差す方向に歩いて行くキリトの姿を見て、その先に広がっている世界は本当にSAO(ネトゲ)の世界よりも魅力なのか、その先にある未来や自由が、そこまでして本当に向き合う価値があるのか、とジム・キャリー主演の映画『トゥルーマンショー』を観た時と同様なことを考えさせられた。
                 
        

エルビー 冬においしいミルクセーキ

                 
冬においしいミルクセーキ

500mlパックのミルクセーキ。エッグノッグを参考に作られたそうで、口の中で広がるシナモンの香りが特徴的なのですが、そのスパイシーなものを伴うユニークな後味は好みが分かれそうなクセを感じさせました。個人的には蛇足かな、と……。
                 
        

御城プロジェクト:RE プレイ37 年末100円ガチャと熊本城

                 
御城プロジェクト:RE プレイ36 年末100円ガチャと熊本城

年末年始特別キャンペーンで100円ガチャが3回分復活してたので3回引いてみました。はちま起稿を運営していたことが報道されたDMMさんのガチャを2chまとめサイトの親玉のうちの一つであるFC2ブログサービスを利用中の僕が引いていく世界の非情さに絶望してください。

御城プロジェクト:RE プレイ36 年末100円ガチャと熊本城

結果はこれ。絶望しました。さよなら、2016年。

熊本城
熊本城

おまけ。いや、メインかもしれないけど、ログインするだけで手に入る☆7熊本城。かなり強くて、彦根城ちゃんがいる殿なら首里城ちゃんが2軍降格するほどなのではないかと思います。今後のインフレにもデバッファーとしてしぶとく生き残っていけるようなデザインになっているのでキャンペーンの有無に関係なく育てて損はないでしょう。

範囲内の敵の移動速度が低下するという特技と攻撃対象が範囲内全てになる計略との組み合わせから武器はアイギスコラボで手に入ったフラガラッハの相性が一見すると良さそうなのですが、攻撃対象が1体になるというデメリットは気に余裕のない序盤の戦線を支える時にかなり大きな影響を及ぼすので、そこまでして範囲を広げるかはマップや各プレイヤーの好みと戦略によるのかもしれません。

難点は限凸するのに現状羅紗改壱しか方法がないところでしょうか。年末年始だけの限定ということはなく、定期的に課金パックのおまけかイベントの報酬などで再配布がなされるとは思いますが、☆7であることを考えるとせいぜい1年に1枚程度でしょうか。

以下は参考画像。熊本城の武器の違いと計略使用による範囲の違い。

熊本城 フラガラッハ 熊本城 フラガラッハ

魔剣フラガラッハ。
範囲+50は伊達じゃありません。

熊本城 蛇刀 熊本城 蛇刀

蛇刀(範囲+10)。
これぐらいでも個人的には十分かなと云う気はします。

熊本城 妖刀村正 熊本城 妖刀村正

妖刀村正(範囲+なし 攻撃速度やや上昇)。
さすがにフラガラッハと比べると範囲について見劣りしてしまいますね。よほど近くの敵じゃないと移動速度低下の影響を及ぼすことはありませんが、攻撃速度上昇でDPSを上げて自分の担当する範囲の敵を確実に薙ぎ払っていくというアグレッシブな運用もありでしょう。個人的にはこれだと範囲が狭くて敵を捉えきれないのではないかと思うので、計略を活かすならもう気持ち範囲+が欲しいかなと考えます。
                 
        

響け!ユーフォニアム2 第十三回 はるさきエピローグ (アニメ)

                 
はるさきエピローグ
3年生が引退し、新体制となった吹奏楽部は新しくスタートをきった。
しかし、久美子はひとりモヤモヤとしていて……。
それが何故なのかを考えるうちに、久美子は自身のある想いに気づく。

最終話。全国大会を終え、3年生が引退した吹奏楽部は優子を部長に据えて新たなスタートを切っていた。

エピローグは、あすかがいないことで空虚なものを感じていた久美子とあすかの交流をメインに描かれ、麗奈との関係性がメインではないことが意外ではあったものの、後輩の久美子にとって先輩のあすかはもう一人の自分であり、将来の自分であることを投影しているという哲学的な描写がなされていて、久美子の家庭の事情とあすかのそれを同時進行的にやったのは、二人のシンクロと受け継がれるユーフォニアムというポジションへの伏線であったことが分かる。

そこだけ見れば感動的にも捉えられるのだが、2期全体のドラマとして考えてみると、本当に深刻な部分に触れようとした時に、深くは踏み込まず、肝心なところできっちりとブレーキを踏んで見せるところが、配慮とリアリティのあるようでいて、どこか中途半端なものを感じさせ、綺麗なまとめ方は却って他人行儀のような余所余所しさを生み出していたし、久美子を他人のプライバシーに善意という好奇心の建前で首を突っ込ませる作りにも違和感を覚えるばかりだった。

最終話での演奏と共に回想を流すところもマンネリになっており、別れの時までの時間を大事にしたいはずの久美子の思いに矛盾しているかのような冗長さやもどかしさに寂莫としたものが漂う。
                 
        

ファミリーマート フレンチトーストサンド(ハム&チーズ)

                 
フレンチトーストサンド(ハム&チーズ)

ファミマのフレンチトースト。製造は山崎パンで、使用されているロイヤルブレッドはバターの風味と甘さが強く、ハム&チーズのフレンチトーストにして味のバランスが取れるのかなと不安に思いながら口に運びましたが、想像していたよりはハムとチーズ、そしてホワイトソースのコクや酸味を損ねない程度の甘ったるさになっていて許容範囲でした。パンの表面に対しての卵や牛乳による味付けが甘すぎないのが功を奏しているのでしょうか。
                 
        

ろんぐらいだぁす! 第10話「あづみのオータムライド!後編」 (アニメ)

                 
あづみのオータムライド!後編
「あづみのオータムライド」も終盤。制限時間をオーバーすると、「足切り」にされて完走できないことを知った亜美は激しく焦る。しかし、雛子と弥生、紗希は一向に動じず、先頭交代を繰り返す集団走行によって大幅にペースアップ。仲間が風よけになってくれることで、亜美も未体験のハイスピードで走ることができ、どんどんゴールが近づく。
しかし、最後の最後で登り坂と向かい風が待ち受け、がっくりとペースダウン。自分のペースでは間に合わないと考えた亜美は、「先に行って下さい」と仲間に告げる。完走を諦めかけた亜美だったが……。

制限時間が迫り、足切りされてしまいそうになる亜美達。これは雛子と弥生らによる亜美への配慮で、オータムライドはてっきりリタイアかと思ったら雛子らは思わせぶりな表情や仕草に終始するばかりで、取り乱す亜美を励ますと、ギリギリのタイミングで走りを再開するというまさかのスパルタ。隊列を組み、亜美を最後尾にしてスリップストリームの恩恵を受けさせることで何とか制限時間内にゴールすることを叶えるが、亜美の時計が狂っていて制限時間をオーバーしてしまったと思いこみ悔し涙を流すシーンなどを併せて見ると、無理に感動を演出しようとしすぎることで作為的なものがモロに伝わり、却ってスポイルされてしまっていたように思う。

周囲の配慮やSNS的な繋がりの中で亜美というキャラクターがコントロールされるようにして埋没されており、目の前の出来事にいちいち大袈裟に感動してみせる様が女子大生というアイコンをうまく機能させたリアルなものではあるのだろうけれど、どうにも同じ自転車乗りの素人である視聴者としては感情移入しにくい。というよりも、むしろ距離を置きたくなってしまう程のグロテスクさがあった。

ただ、そのグロテスクさが人を成長させ、亜美が妹の視点で見ると頼もしい存在に変わっていたということを、パンクの修理を難なくこなしてみせる亜美の姿でメタファーとして描かれていたが、その命題は社会の中に於いて真ではあるのだろう。
                 
        

セブンプレミアム チェダーチーズ100% ベビーチーズ

                 
セブンプレミアム チェダーチーズ100% ベビーチーズ

セブンプレミアムのベビーチーズ。製造は宝幸。チェダーチーズはあくまで原料なので、食感はベビーチーズらしくとてもソフト。味わいはまろやかで甘美なコクが口の中で広がり、満足できます。
                 
        

灼熱の卓球娘 第十二球「ふたりでならどこまででも」 (アニメ)

                 
灼熱の卓球娘 第十二球「ふたりでならどこまででも」
卓球尽くしの集中合宿、あがりはこよりと共に新必殺技の特訓に励む。厳しい練習を終えた最終日の夜、部員全員巻き込んだ臨時ランキング戦が始まった!練習試合、さらには合宿を通じて幾重にも成長した雀が原の部員たち。そして卓球の楽しさを再確認したこよりとあがりは、一緒に全国大会を目指すことを心に誓い合う。

灼熱の卓球娘最終話。合宿における猛練習で弱点を克服し一皮向けたあがりだが、対照的に技術を超越したドキドキパワーの卓球でこよりが頂点に君臨し続けるシュールさは相変わらずで、それを意識してか、最後は原点に帰って部内大会で締めくくられていた。

合宿についてのみいえば、やや盛り上がりに欠ける印象ではあったのだが、シリーズ全体を通した感想としてはとてもエキサイティングで楽しめるアニメだったと思う。合宿では今まで以上に、あがりとこよりにハナビとほくと、そしてキルカとムネムネというそれぞれのコンビの絆の強さが強調されていたので、もしかしたら大会ではあがりとこよりのダブルスを見ることが出来るのかもしれないし、ライバルについて思わせぶりに敷かれていた伏線も合わせて、二期で描かれるであろう大会がどういう展開のものになるか、様々な想像と期待に胸を膨らませることが出来、今からもう第二期が待ち遠しい。
                 
        

御城プロジェクト:RE プレイ36 10連ガチャを回してみた7

                 
御城プロジェクト:RE プレイ36 10連ガチャを回してみた7
御城プロジェクト:RE プレイ36 10連ガチャを回してみた7

クリスマスなので10連ガチャを回してみました。世間が敵になっても、僕だけはあなたの味方です。そして、城プロは僕の味方であるはず。そう思って回したんですけど、☆6小田原城(2枚目)、☆5岡城(初)、☆5仙台城(2枚目)、☆5丸亀城(2枚目)という、当たりなのかはずれなのか微妙なところが来てしまいました。うーん、この空気、クリスマスって感じがしますね。なにげにふっくーに限凸リーチがかかりました。

岡城

岡城の計略は結構強いと思うんですけどね。彦根城とも相性が良さそうだし。ただ、山属性の石弓はもう僕の部隊には観音寺城がおり、改築までして相当育ててあるからなあ……。
                 
        

とんかつ食べ歩き39 千葉県市原市五所のウエスト市原店のカツ丼セット(蕎麦3玉) 870円

                 
千葉県市原市五所のウエスト市原店のカツ丼セット(蕎麦3玉)
千葉県市原市五所のウエスト市原店のカツ丼セット(蕎麦3玉)
千葉県市原市五所のウエスト市原店のカツ丼セット(蕎麦3玉)

ボートピア市原の近くにあるウエストでカツ丼セットを食べる。博多うどんがウリのチェーン店だが、蕎麦に限り3玉まで増量が無料で出来るとのことなので蕎麦をチョイス。

供されるまでにいっぱしの時間を要した蕎麦はなかなかの風味と繊細さがあるものの、カツは腑抜けており、全体的にはゆで太郎と同程度か少し劣るぐらいのクオリティなのではないかという感想を抱いた。それなのに、メニューを見ると客単価800円程度は見込んでいるようで、ゆで太郎に比べると少し割高な印象に思えてしまうのが気になるところ。

ただ、蕎麦3玉はさすがにボリューミーでこれだけの食べごたえを870円で堪能できたのは満足。年中無休で一部の日を除いて基本的に24時間営業のようなので深夜や朝早い時間でも食べられるのも嬉しい。夜食や朝食で困ったときに、あるいはギャンブルで勝って浮かれ時に、細かいことを気にせずガッツリと行きたいなら結構オススメの店と云えるのではないだろうか。

個人的評価 ★★★★ 3.5
                 
        

響け!ユーフォニアム2 第十二回 さいごのコンクール (アニメ)

                 
さいごのコンクール
ついに明日は吹奏楽コンクール全国大会。吹奏楽部は大会に備えて会場近くの施設に宿泊し、最後の練習を行っていた。その夜、久美子は寝つけず布団を抜け出す……。

全国大会で北宇治高校は持てる力を出し切ったものの銅賞という結果に終わる。甲子園でいえば1回戦負けのようなものだが、これが一番の結果ではなく、まだ伸びしろがあるという未来への可能性を示唆した終わり方でもあった。一方で、3年生にとってはこれで引退となる現実を受け止めて、あすか先輩は悔しいという本音を吐露するが、それでも父親からのメッセージを貰って無邪気に喜んでみせるなど、一応全体としては報われて綺麗にまとめられている。

個人的にはあすか先輩を終始凡庸な人間に演出してみせるところといまいちな結果が結びついているようでもあって、どうにも腑に落ちないまとめられ方に感じたのだけれども、恋愛については一つも成就しておらず、麗奈も滝に対してはっきりと好意を告白したものの玉砕するシーンなどは、作品からのエクスキューズのようでもあり、もしくはこれも綺麗なまとめ方の内の一つのようでもあってなかなか含みを感じさせた。
                 
        

女生徒 (小説 太宰治)

                 
女生徒 女生徒
「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編。初出は「文學界」[1939(昭和14)年]。5月1日の起床から就寝までの少女の一日を描いた話で、少女の心理の移り行く様を丹念に写し取っている。当時、文芸時評を担当していた川端康成は、「「女生徒」のやうな作品に出会へることは、時評家の偶然の幸福なのである」と賛辞を送った。

太宰治が女生徒の一人称視点を用いて一日の生活を綴った作品で、事ある毎に思索に耽る少女が取り留めもなく心境をコロコロと変えていくさまに読者としては振り回されてしまう。女性であることの葛藤を抱えながら、自身もまた同性である女性に対して厳しい視線を向けるなど、掴みどころのない人間の奥行きや心根の怖さが軽やか筆致の中で伝わってくる。何とも乙女チックでありながら人間の厄介さを少女の厄介さに落とし込み、ストーリーとして中性的に品よく描いてみせる様に太宰らしさと凄みを感じさせた。
                 
        

亀田製菓 柿の種 チョコ&ホワイトチョコ 

                 
柿の種 チョコ&ホワイトチョコ 
柿の種 チョコ&ホワイトチョコ 

チョコレートでコーティングされた亀田の柿の種。まろやかなチョコの味わいに柿の種のさっぱりした食感との組み合わせは良く、この手のスナックにありがちな甘じょっぱさの主張という癖の強さがないので食べやすかったです。

明治のチョコのコクやアクセントとしてのホワイトチョコの存在も嬉しいんですが、ホワイトチョコにはピーナッツが包まれているのかと期待したらそうではなく、ピーナッツの姿が全く消えていたのでそこは少し残念に思いました。ピーナッツとチョコの組み合わせはありきたりでコンセプトに合わなかったからか、もしくはコストの関係でしょうか。
                 
        

真田丸 第50回 最終話 (ドラマ)

                 
真田丸 第50回 最終話
豊臣と徳川の決戦が始まった。大坂城を出て、野戦に持ち込む幸村(堺雅人)だったが、形勢は圧倒的に不利。死を覚悟する茶々(竹内結子)に、幸村は「望みを捨てなかった者にのみ、道は開ける」と諭す。やがて勝永(岡本健一)らの活躍により戦況は一転、豊臣方は徳川軍を次々と撃破する。だが秀頼(中川大志)のもとに、幸村が寝返ったという噂が広がる…。幸村は、家康(内野聖陽)ただ一人に狙いを定め、一騎で突き進んでいく!

真田丸最終話。無理やりまとめようとしたからか、最後は尻切れとんぼのようになってしまっており、後半の真田丸の失速具合を象徴する出来に感じられた。

しかし、幸村と家康が如何にもフィクションのドラマであることを強調するかのような対峙の仕方をするところは妙な臭さと安っぽさがあったものの、命を大事にして生き永らえることの大切さを身の危険を顧みずに前へ出ていった家康が幸村を叱責する形で説いていたり、景勝が安全地帯で涙を流しながら幸村の姿に思いを馳せているシーンなどは、格好良さと滑稽さが同居していて、そこに演出された人間が抱える様々な矛盾には現実とロマンの狭間で三谷幸喜自身の苦悶が伝わってくるようである。

その中で、女性に強い権力や地位を与えると碌なことにならないというメッセージ性だけは一貫していた。受け取り方によっては、来年の大河ドラマである『おんな城主 直虎』へのエールのようでもあり、揶揄や挑戦のようでもあったが、それはエクスキューズで、自分に妻や子どもがいても常に自分の事を想い、傍で寄り添っていてくれる女性像への憧れを三谷幸喜がコンプレックスとして照れ隠しにしながら書いている。興味深いのは、その女性像には三谷幸喜自身を異性としてではなく、同性としてそのまま投影していることで、きりがあのように極めてアニメチックなキャラクターになっているのは同性愛のメタファーではないかとすら思う。

全体として、随所に遊び心を散りばめらせた趣のある人間模様には三谷らしさがあって面白かったとは思うし、世界のスケールが大きくなると途端に人間の面白さが通用しなくなる無力さが表れているのも教訓じみていたが、そこをフォローしきれずに三谷の脚本も淡白になってしまっていたのは残念であった。
                 
        

御城プロジェクト:RE プレイ35 討伐武将大兜!黒田長政

                 
討伐武将大兜!黒田長政
討伐武将大兜!黒田長政

今回の武器イベントは大砲。強化されても癖があることに変わりはないとの評価の大砲をどれだけの人が使っているのかは知れず、かくいう僕も相変わらず五稜郭ちゃんとの縁がないことにより大砲を育てることが出来ていないので、この高攻撃力で大砲における速度低下というのがどんなものかよくわかってないのですが、大砲の場合これぐらい尖らせた選択肢をオプションとして用意しておいた方が魅力を増しそうではあります。ただ、その攻撃力の高さが既存の武器に比べてインパクトを与えるほどではないような気もしました。もう一声欲しくなりますね。
                 
        

ろんぐらいだぁす! 第9話「あづみのオータムライド!前編」 (アニメ)

                 
あづみのオータムライド!前編
距離160kmを走るサイクルイベント、「あづみのオータムライド」に参加したチームフォルトゥーナの5人。しかし、亜美だけ出走のタイミングが別れてしまう。ペース配分を忘れて必死に仲間との合流を目指す亜美。なんとか追いつくものの、体力を激しく消耗してしまう。そんな亜美を救ったのが、エイドステーション。地元ならではの食材を活かした補給食の数々が、身も心も癒してくれる。
しかし、グルメを楽しむことに夢中のチームフォルトゥーナには、刻一刻と制限時間が迫り、次第に完走が怪しくなるのだった。

サイクルイベントに参加したチームフォルトゥーナだが、亜美が出遅れの焦りからペースを崩し、お約束のように足を引っ張る形でフラフラになりながらリタイア寸前の状態に陥る。それでもエイドステーションでイベントの楽しみである美味しい補給食に癒やされることを目標に何とかサイクリングを続けるものの、チームメイトが亜美を配慮して休憩を多く取ったことで制限時間に迫られてしまう。

美味しいはずの食べ物が全然美味しく見えなかったのはご愛嬌としても、あくまで絆や友情を全面に押し出して、自転車に乗ることの楽しさよりも、皆で行動したり食べたりすることの楽しさの方が上回るという描写の仕方に、自分としてはしっくりこなかったが、女性5人組が主役ということを考えるとリアルであるとは言えるのかもしれない。

この手のアニメにありがちな、見た目は女だけれども中身は男というキャラクター造形ではない点についてはなかなか興味深く見ることが出来た一方で、延々と連れションを見せられているような不気味さがあり、目を背けたくもなった。あくまで和を重視して言いたいことを云えない違和感や偽善性の膜で覆われた関係性が現実的であるとしても、それを肯定や擁護だけして疑いを全く挟まない人間やストーリーの見せ方に魅力を感じることは出来ない。
                 
        

ぎやまん物語 (小説 北原亞以子)

                 
ぎやまん物語ぎやまん物語 (文春文庫)
秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡が、於祢やお茶々、お江、尾形光琳や赤穂義士らの心模様を写し出す――。

ポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡が様々な歴史上の重要人物の手へと移りながら彼らの浮かべる表情と背景の物語を読み解くという設定になっており、ねねから始まって茶々にお江、そして赤穂浪士などのエピソードが綴られている。しかし、どうにも俗っぽく、身近な場所で人間の素の一面を映し出す役割の角度から見ているので仕方ないのかもしれないとはいえ、色恋や枯れかかった女性の悲哀や嫉妬などワイドショーや昼ドラ的な視点で切り取られている感が否めない。

勿論、そういった話ばかりではないのだが、赤穂浪士などに比べて、ねねや茶々、そして側室を持つことを許さなかったお江に対する観察眼からは並々ならぬ情熱が伝わってくる。総じて同性には細かい部分まで厳しく見て、異性の弱い部分には甘いという女性作家のコンプレックスのようなものが表れており、それが良い方向に作用するのではなく、映像化したらお約束のように駄目な邦画の仲間入りをしてしまいそうな内容になってしまっているのが残念だった。
                 
        

いろはす なし

                 
いろはす なし

梨味のいろはす。いろはすをなし味にしたらこんな感じになるのかなという想像通りのクリアで爽やかな飲み心地の中にほんのりと柔らかみもあるテイストでした。酸味の部分で少しだけ後引くような苦味を伴っているところに本物志向っぽい高級感がちょっぴり出ているように思いましたが、個人的にはもう少しアクを強めてもいいかなという気も。
                 
        

ソードアート・オンライン #13 奈落の淵 (アニメ)

                 
奈落の淵
湖畔で釣りをしていたキリトは、年配のプレイヤー・ニシダに声をかけられる。
釣りが趣味だというニシダと意気投合したキリトは、彼に協力して湖に生息するというヌシ釣りに挑むことに。
常に最前線で戦いに明け暮れていたキリトとアスナは、ニシダたちとの出会いを通じ、日々を懸命に生きる普通の人々の存在を実感する。トッププレイヤーである自分たちの責任を痛感する2人のもとに、一通のメッセージが届き……。

MMOの日常生活を彩るポピュラーな要素の一つである釣りをテーマにしながら、相変わらずキリトとアスナのラブラブな新婚生活を見せつけられる。羨ましいとか身悶えするというよりはマンネリな映像に辟易させられるだけだったが、血盟騎士団の団長(ヒースクリフ)に呼び出され、危険な階層への攻略への参加が決まると、一転シリアスな展開へと切り替わる。二人で愛を囁きあう生活を守りたいキリトはアスナを攻略参加パーティーから外すことを考えるが、アスナはこれを拒否。アスナによれば、恐らく自分たちは病院に搬送されて何とか生命が維持されている状態なのだろうとのこと。

攻略に挑まずに普通の生活をSAOの世界を送り続けようとしてもそれは不可能で、猶予はもうほとんど残されておらず、タイムリミットが近づいていることを示唆したエピソードになっており、それはリアルを捨てて理想の仮想世界に傾倒し続けるネットゲーム廃人の抱えるジレンマや憂鬱に重ねられているようでもあった。
                 
        

響け!ユーフォニアム2 第十一回 はつこいトランペット (アニメ)

                 
はつこいトランペット
あすかも無事に復帰し、ひと安心な久美子。あとは全国大会に向けて練習するのみのはず……だったが、なぜか麗奈は久美子を避けるようになって!?
困惑する久美子を麗奈は夜の大吉山に連れ出す。

あすかの件が一件落着すると今度は麗奈の番。滝先生に奥さんがいたことを麗奈が知ってしまい、それを黙っていた久美子と麗奈の仲がぎくしゃくしたものになってしまう。ちょっとしたスランプに陥る麗奈の姿を描きつつも、最終的には失恋を乗り越えて自分の真っ直ぐな音を奏でる麗奈の凛としたキャラクターを強調したまとめ方にされていた。

全国大会で金賞を取るというのが滝本人よりも滝の愛した女の人が望んだものだということにショックを受けただろうに、それとは関係なく、自分は滝や滝の奥さんとは違う別の人間として全国大会で金賞を取りたいという覚悟が表れており、吹奏楽をメタファーにした強い組織の形成と維持には強い個人が求められるという現実的なメッセージも多分に含まれ、それが余計に哀愁を誘う。

単純に見れば初恋なんてこんなものというエピソードに過ぎないが、あれだけ真っ直ぐで強い麗奈の思い、当然、滝も気づいているだろう。好きな人の過去が気になるという正直な気持ちと動揺を隠さない麗奈の姿には、過去の恋愛が将来の恋愛相手を苦しめてしまうことを示唆している遣る瀬無い側面もあり、考えさせられる。
                 
    
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