軍師官兵衛 第3回「命の使い道」 (ドラマ)

                 
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婚礼の夜、おたつ(南沢奈央)は宿敵、赤松の軍勢に命を奪われる。怒りと絶望のあまり復讐心にかられる官兵衛(岡田准一)を、祖父・重隆(竜雷太)が「命の使い道を考えろ」と諭す。

心の晴れぬ我が子を見かねた職隆(柴田恭兵)は、官兵衛を堺への旅に送り出す。官兵衛は道中、荒木村重(田中哲司)という牢人(ろうにん)に命を救われる。村重の案内で堺に向かう官兵衛は世界の広さを知り、生きていることの重みを痛感する。 

・政略結婚で浦上に嫁にいったおたつが婚礼の夜に赤松の軍勢に襲われて命を落とす。なんてことだ、おたつがメインヒロインではなかったのか。浦上が攻められたことを知った戦士官兵衛が無事におたつ(だけ)を救って結ばれるというベタなストーリーになるのかと思っていた。

・官兵衛と引き裂かれたおたつが政略結婚の挙句に無残に殺されてしまうのは、「女」としての死がメッセージとして込められている構成のようにも映った。あるいは官兵衛に感情移入した視聴者がおたつが他の男と結ばれるところを見たくないだろうからというギャルゲー的配慮のようにも。

・おたつを失った官兵衛は復讐心にかられるが、祖父から命の使い道を考えろと諭され、父の計らいもあって堺へと旅に出る。旅によって心が癒され、徐々に笑顔を取り戻していく官兵衛。

・旅の途中で出会った荒木村重に対して器の大きさを見せたり、キリスト教との出会いが描かれるなど後の展開へと繋がる伏線的なシーンもあった。

・ただ、この手のドラマの主人公にありがちな、メタな意味で過剰に現代的な洗練された価値観を意識したキャラクターに官兵衛が収まってしまっており、没個性の主人公の影の薄さが、ドラマをぼやけさせてしまっているのがどうしても気になる。悪い話の構成じゃないし、周りの登場人物は面白いのだけど、肝心の官兵衛自身がいまいち。
                 

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