ピンポン 第3話「卓球に人生かけるなんて気味が悪い」 (アニメ)

                 
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各人の思いを飲み込むようにインターハイ予選が開幕した。準々決勝のうるさい相手を叩けば、ベスト4に残って全国行きを決めることができる。ペコの準々決勝の相手はアクマこと佐久間。ペコとスマイル、アクマはタムラ卓球場で一緒に卓球を始めた仲間だった。アクマは風間竜一(ドラゴン)率いる常勝・海王学園へと進学したのだった。そのドラゴンはチャイナの試合を観戦しながらスマイルに話しかける。「私はね、月本君。君のプレーが嫌いだ」。

インターハイ予選が開幕。スマイルは3回戦でチャイナと対戦する。顧問の小泉や試合前に話しかけてきた風間(ドラゴン)の想いに刺激されたスマイルは勝負に対する気迫を漂わせ、今までペコには見せたことのないような勝ちにこだわった卓球を見せる。

スマイルとチャイナだけではなく、彼らと戦って敗れ去るモブキャラ達がそれぞれ卓球に懸けてきた想いを部活経験者の共感を誘うようなフレーズとして小気味良く挟みながら展開していく演出が見事で、この作品のテーマの一つである努力だけではどうにもならない持って生まれた才能の差というものをモブキャラ(凡人)とスマイルやチャイナとの違いに表して我々に詩的に語りかけてくるところが味わい深かった。圧倒的な実力の差に対する「諦め」もポイントで、この詩的で滑稽なエピソードが綴られるのがピンポンという作品の前半部に当たる月本(スマイル)が主人公のパートならではの魅力といえる。

ちょっと気になったのは漫画のようなコマ割りのビジュアル演出で、少ないカットで躍動感を出そうとしているのかもしれないが、要所で効果的に使用するに留めるならともかく、多用しすぎで目で追っていてちょっと疲れる演出のように感じてしまった。
                 

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