ゴメンナサイ (映画)

                 
「ゴメンナサイ」【通常版】 [DVD]
「ゴメンナサイ」【通常版】 [DVD]
ケータイ小説サイト「魔法のiらんど」で話題となったホラー小説をアイドルユニット・Buono!主演で映画化。文化祭で演劇を披露することになり、学校で1番の秀才・比那子が脚本を書くことに。しかし学校内では不可解な死が続き…。

(引用 amazon 「ゴメンナサイ」【通常版】 [DVD]

2011年の日本映画。
なんでも原作は魔法のiらんどというケータイサイトで話題となったホラー小説なんだとか。
あ、やばい、絶対つまらない・くだらないと思ったでしょ? それは今の日本の社会で問題になっている若者に対する偏見と差別ですね。当然、僕は観る前からつまらないと思ってました。

Berryz工房と℃-uteというハロープロジェクトのアイドルユニットのメンバーが主要キャストを占めています。
ここまではほぼ『王様ゲーム』と一緒なんだけど、王様ゲームはビジュアルがギャルっぽいというか少しケバかったのに対して、本作では皆ほとんど黒髪でそれなりに落ち着いた女子高生っぽい透明感と清潔感がある。
作品のノリも、王様ゲームでは性が当たり前のように作品の中に溶け込んでいて男女の関係があけすけで軽佻浮薄な感じだったのに対して、本作は内向的で重いものを抱え込んでおり、異性に対して積極的で明るい存在を軽いものとして象徴的に扱い、そこへ憎しみのような感情が向けられている。

学校(クラス内)でのいじめや機能不全家族といったテーマを背景にいじめられっ子の復讐がオカルトホラー要素を織り交ぜながら描かれている。
文字で人を殺すといったアイディアも含めて、世相をうまく捉えた物語になっていて、興味深いものはあった。
主人公の女子高生と恐怖の元凶となるクラスメイトでいじめ被害者の女子高生。二人の視点が軸になって作品は構成されており、モノローグが多用されているのだが、主演の鈴木愛理の滑舌が悪すぎて、作品全体に対する演技力の無さが印象づけられてしまったのが残念。

背景と人物像にこだわったドラマ性が重視されている。迫力不足からホラーとしてもドラマとしても厚みがないように思えたものの、雰囲気としてはJホラーっぽいという意味で良く出来ていて、楽しむことはできた。
                 

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