私の頭の中の消しゴム (映画)

                 
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社長令嬢のスジンと工事現場で働くチョルス。育った環境の違う二人だが、互いに惹かれ合い結婚する。幸せな日々を送っていた矢先、スジンが若年性アルツハイマー病に侵されていることが判明する。それは徐々に記憶障害が進行し、肉体的な死よりも精神的な死が先に訪れる病気である。日々失われていくスジンの記憶をつなぎ止める術はなく、遂には夫・チョルスの事さえ記憶から消えていく。チョルスは葛藤を覚えながらも、彼女を大きな愛で受け止め、支え尽くす決意をする。

(引用 Wikipedia 私の頭の中の消しゴム

2004年の韓国映画。
2001年に放送されていた日本のドラマ『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』を原作に映画化したものとのこと。

1時間強、主人公とヒロインが出会って結婚するまでのありきたりな恋愛ドラマを見せられ、残り1時間弱から若年性アルツハイマーに蝕まれていくヒロインとそれを支える主人公の信頼と絆が強調される展開になる。
二人の馴れ初めパートが冗長で退屈な上に、後の消しゴムパートを修飾する役割としてうまく機能できてないので若干ちぐはぐなところはあるものの、頭の中の消しゴムによって記憶が消えてゆくという残酷な運命に抗いながら、また受け入れながら、お互いが尊重し合い、強い信頼と愛情で結びついているからこそ、二人それぞれがより重い方向へと覚悟を決めて舵を切っていく展開は切なく感動的だった。

あくまでラブストーリーであることが前提で、綺麗にまとめすぎているし、若年性アルツハイマーも作品としてはあまり重く捉えていない軽薄な感じがあるが、だからこそ、好きな相手から自分という記憶(思い出)が失われていく恐怖と哀愁を比喩的に他のシチュエーションに置き換えて見出す作業が安易に出来、幅広く素朴に共感を得やすいものになっている。
                 

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