真田丸 第30回 黄昏 (ドラマ)

                 
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大地震に見舞われ、落成を前に伏見城は倒壊してしまう。秀吉(小日向文世)から普請を命じられていた昌幸(草刈正雄)は生きがいを失いふさぎこむ。秀吉は再び大陸へ攻め込むと言い出し、さらにはバテレンへの弾圧を強める。きり(長澤まさみ)が親しくなった玉(橋本マナミ)らキリシタンたちに危機が迫る。秀吉の老いがますます進み、家康(内野聖陽)ら大名たちに混乱を巻き起こす。信繁(堺雅人)らは必死に隠そうとするが…

失禁や物忘れなど認知症が酷くなった秀吉に振り回され続け、もはや信繁などはちょっとした介護士のようであった。老いというものに対してかなり踏み込んだ陰鬱な内容になっているのだが、だからこそ、秀吉が信繁のことを忘れたすぐ直後に初めて二人が出会ったシーンを再現してみせるところなどはちょっとした感動を誘うし、夢と現の中でそれでも拾の将来に関することだけは驚くほどに冷静な判断を下してみせるところが映える。

ここまでは少し勢いが鈍ってきている印象の真田丸であったが、そんな中で拾のことを頼まれ、家康を牽制するために会津に移ってくれと秀吉に泣き落としされる上杉景勝の相変わらずの人の良さとそれを冷めた目で見つめる直江兼続のコンビ、そして景勝の姿に重なっていくであろう真田信繁の姿は皮肉交じりのように描写されていて面白かった。それ以外にも伏線はしっかり張られていたので前回と今回は溜めのエピソーであったと割りきって、次回からの展開に期待したい。
                 

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