ダンガンロンパ3 The End of 希望ケ峰学園 未来編 #08 Who Killed Cock Robin (アニメ)

                 
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「苗木誠のせいで、78期生の誰かが死ぬ」、そんな不吉な予言を聞かされる苗木たち。離れて行動し続ける霧切が危ない、そう考え状況を整理しようとするが、宗方に再び追い詰められる。その一方で、霧切はゲームから脱出するためのカギを手に入れた。しかし、その代償はあまりにも悲しいものであった。

十六夜を殺したのは襲撃者ではなく、流流歌だった。彼女のNGワードは誰かが外に出るというもので、十六夜が出口を見つけて外に出ようとしたから流流歌が殺して襲撃者の仕業のように偽装していた。

実はNGワードの関係で流流歌のお菓子を食べることが出来なかった十六夜に対して流流歌は不信感を募らせていたのだろうし、行間からはそんな流流歌の気持ちに十六夜が最後には誠実に応えようとするシーンが想像できる。逆に流流歌よりも自分の命のほうが大切だからと十六夜が逆蔵のように強引に外に出ようとしていたのかもしれないが。

その逆蔵のNGワードは素手で攻撃してはいけないという、ボクサーにとっては非常に大きな制約を伴う苦しいもの。十六夜もそうだったが、キャラクターの立場に合わせたクリティカルなNGワードが設定されているケースもあり、それを考えると霧切のNGワードが襲撃者の正体を暴くというものであることも考えられる。実際、霧切の言動からはもう殆どの謎について見当がついていそうなことが伺え、そうなると今回霧切を助けて死んだ(と思われる)黄桜が消えて常に霧切の傍にいる唯一の存在になった御手洗がやはり不自然で怪しいのではないかとなる。

ただ、襲撃者が御手洗だとしても彼が黒幕では失礼ながらインパクトが弱すぎるので、黒幕は別である可能性が高い。その場合、雪染か朝日奈あたりが怪しいと読めるわけだが、特に朝日奈については絶対絶望少女で弟が死んでおり、そのことが今回こまるとの対比で示唆されていたので、そこから絶望堕ちしたというルートもありえるだろう。制作サイドからしても、これならば序盤の苗木との甘い展開からのギャップがあり、訴えかけるものも大きいと踏んでいるんじゃないだろうか。その場合、朝日奈の狙いは苗木を絶望堕ちさせて自分の物にすることで、78期生で一番のターゲットにされているのは霧切ではないかと思われる。

よくよく考えてみれば一番初めのダンガンロンパにおいて存在する霧切が死ぬエンドで、苗木たちは外に出ることを諦めて朝日奈との間に子どもを儲けるわけだが、そのエンディングが示唆するもう一つの未来に向かっているのが本作なのかもしれない。そのエンディングでは腐川が死んでいるが、これは絶対絶望少女を経由して本作が放送されている今となっては腐川が希望を諦めなかったということかもしれないし、朝日奈が腐川のことを邪魔に思って殺していたという見方も出来る。
                 

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