コネコノキモチ (映画)

                 
コネコノキモチ [DVD]コネコノキモチ [DVD]
服飾系専門学生の桜井遥(遠藤舞)は、2年前の突然の父親の事故死から、母親と2人、ぼんやりと生活をしていたところマンチカンという短足の小猫を拾ってきた。猫好きの間では幻の猫だと云われている。父親の死から活気のある生活に戻りたい遥は、何とか飼いたい気持ちを母親に伝えるが、そんなある日マンチカンが行方不明になった……遥の小旅行が始まる。

2011年の日本映画。

父親が事故死してから寂寞とした生活を送ってきた母娘。ある日、娘がマンチカンを拾ってきたことをきっかけにずっと隙間風が吹いていた母娘の心の空白が埋まっていく。かわいい猫ちゃんによる癒やしを求めるだけのすごく分かりやすいドラマなのだが、ドラマにするほどの作品ではないので、何かが揺さぶられるなど見ていて疲れることはない。

とにかく猫は可愛くて、可愛い猫を助けるのは正しい事なんだということが伝わってくる。ただ、猫が擬人化して人間の言葉を喋っているシーンはあんまりかわいくなかったと思う。

可愛い猫をしっかりと愛情を注ぎながら飼う女性もまた可愛いということも作品が伝えたかったうちの一つであるように感じたが、そこの部分についてはピンと来なかった。つまるところ、猫が可愛いのはその愛くるしい見た目の他に人間の言葉を喋らないし理解しないという要素が大きいのではないかと考えられ、この作品は猫を人間に、そして人間を猫に近づけさせることでシーンによってはどちらの魅力もスポイルされてしまっているのだ。
                 

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