ソードアート・オンライン #3 赤鼻のトナカイ (アニメ)

                 
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モンスターに襲われていたギルド≪月夜の黒猫団≫を救ったキリト。
現実世界でも友人同士だという黒猫団の暖かな雰囲気にひかれ、キリトは自身が《ビーター》であることを伏せたまま団の一員になった。
キリトの助けを受け、弱小ギルドの黒猫団は急成長し、最前線で戦う《攻略組》に追いつこうとする。
ところがある晩、団の紅一点・サチが不意に姿を消した。
いち早くサチを見つけ出したキリトは、彼女が"死"に怯えていると知り……。

キリトはひょんなことから黒猫団というギルドに入ることになる。そこは先行して華々しい活躍を見せる攻略組に追いつこうとしつつも、基本的には自由と尊重を重視する馴れ合いコミュニティで、キリトはその緩さが気に入っていた。本当はレベル40を超えているのに自分のレベルが20であると偽りつつ、ギルドの皆のレベルを少しでも上げようと実質的なリーダーとして振る舞うキリト。しかし、自分のレベルを基準にして挑んだダンジョンで思わぬトラップに引っかかり、パーティを全滅させてしまう。

罪悪感に苛まされるキリトはクリスマスイブに現れる隠しボスから入手可能な蘇生アイテムの存在を知り、ギルドで仲の良かったサチという女性を蘇らせるために単身ボスに挑む。

パワーレベリングで自分が優位に立つことでしか円滑なコミュニケーションのやりとりができないキリトの不器用さが英雄志望の多いMMOプレイヤーにありがちなものであるのに、一方ではレベルやスキルに差のある者同士の付き合いは長く続かないという現実が突きつけられ、キリトという存在を孤独に追いやっているものの正体の厄介さが朧気ながらに伝わってくるようなエピソードであった。

その上で、キリトが今回打ち破ってみせたのはボスではなく、目的を皆で共有できるシンプルなものに設定することで全員の意識を統一させ、レベルやスキルも基準を設けてメンバー同士で大きく差がつかないように調整させている現実社会のメタファーでもあり、MMOでは必須の要素といえるギルド(チーム)というシステムに対してであるのだろう。
                 

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