エンドレス・フィアー (映画)

                 
エンドレス・フィアー [DVD]エンドレス・フィアー [DVD]
薬物所持と育児放棄の疑いで裁判を控えていたリンダはある夜、1台の車に連れ去られ森の奥に置き去りにされてしまう。首輪で繋がれ逃げ出す事もできずにいると、土に刺さった1本のパイプから女性の声が聞こえて来る。リリーと名乗るその女性は、棺桶に入れられ土の中に埋められているのだとリンダに告げる。そして他のパイプからも、同じく誘拐され埋められた者達の声が聞こえて来るのだった。

2013年のアメリカ映画。

薬物所持や育児放棄などの疑いで裁判を控えていた娼婦の主人公のリンダがある日誘拐される。彼女は森の奥に連れて行かれると、生き埋め状態にされている多くの人間の中から一人ずつ殺すことを過酷な状況の中で強制されてしまう。全員が犯罪者であるという生き埋めの人間達とコミュニケーションを交わしながら、少しずつリンダは変化を遂げていくというストーリーで、実はこれらは全てリンダを更生するためのプロジェクトであったというオチがついている。オチだけが見どころで、サスペンスとしては陳腐な出来に感じた。

本作では更生のための過激な手法が奏功しているが、メッセージとしては社会における人間の更生の可能性と同時に死刑の残虐さが込められているようであった。また人間は環境の変化の影響を容易に受けてしまう弱い生き物であるからこそ、個人に寄り添って助力をする存在や機関、あるいは制度といったものが不可欠なのだという主張にも受け取れる。
                 

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