噂のギャンブラー (映画)

                 
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実在の女性プロ・ギャンブラー、ベス・レイマーの自伝を、「ハイ・フィデリティ」「クィーン」のスティーヴン・フリアーズ監督、「ザ・タウン」のレベッカ・ホール主演で映画化。共演はブルース・ウィリス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジョシュア・ジャクソン。スポーツ賭博に人生を捧げた個性豊かな面々が繰り広げる悲喜こもごもの人間模様と、そんな刺激的な世界に飛び込んだヒロインの波瀾万丈の日々をユーモラスに綴る。

2012年のアメリカ映画。実在する女性ギャンブラーの自伝を基に映画化したという作品。

元ストリッパーのベスがブックメーカーの世界でアシスタントとしての才能を開花させていく。

その過程でブルース・ウィルス演じる凄腕ギャンブラーのディンクと不倫の関係に陥りそうになるが、ディンクの妻に咎められてなかなか前進せず、二人の関係が次第にギクシャクしだすと、とうとうベスはディンクに追い出される形でニューヨークへと渡り、違法賭博に手を染めてしまう。やがて逮捕の危機を迎えたベスを救うためにディンク達が集結する。といった内容で、ちょこちょことありきたりなドラマで演出しながらスポーツ賭博の世界を描いているが、ディテールにこだわりを感じさせず、ただスポーツの試合を観戦して勝った負けたと一喜一憂しているだけの淡白な出来なので、いまひとつ鑑賞者としてはピンと来ないのが残念だった。

だが、最初から最後までスポーツの試合や他者の賭けと決断などに対して自分の人生を託すしかないという比喩的に平凡な人間の主人公の姿には娯楽作品として退屈だからこそのリアリティと含蓄が存在し、皮肉の効いた話になっているのは面白い。
                 

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