真田丸 第45回 完封 (ドラマ)

                 
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幸村(堺雅人)が築いた真田丸砦に、家康(内野聖陽)は大きな脅威を感じる。徳川軍の中には、信之(大泉洋)の2人の息子たちや、景勝(遠藤憲一)らの姿もあった。幸村は、大助(浦上晟周)らとともに徳川軍を挑発。いらだった一部の徳川兵は一気に真田丸を落そうと攻めかかる。しかし、そのことを知った家康は激しく憤る。真田丸では、又兵衛(哀川翔)や勝永(岡本健一)、盛親(阿南健治)らの牢(ろう)人衆が待ち構えていた

幸村はすぐに有楽斎が徳川と内通していることを突き止めると、それを逆手に利用した策で徳川方として襲い掛かってくる井伊と前田を鮮やかに撃退してみせる。徳川方であっても豊臣に肩入れする大名たちの姿まで描かれ、徹底して「これはもしかして豊臣が勝つんじゃないか」と錯覚させるような鋭い映像に磨き上げられていた。斯くして幸村達は大勝を収めてみせるが、史実通りに進むとすればここからひっくり返されるというのだから、また次回から茶々いじめが始まるといったところだろう。そう邪推してみたくなるぐらい今回の快勝は今までの合戦シーンとは気合の入りようが違い、スペクタクルでカタルシスが得られるものになっていた。

これだけの大戦をしたのは実は初めてと告白する幸村に今までの合戦シーンの見窄らしさが伏線として回収されていたのも三谷幸喜の巧さを感じさせる。どんなに逞しい名将ぶりを発揮しても、幸村を演じる堺雅人にはどこかまだ若武者のようなあどけなさがあって、見ていると思わず庇護欲を掻き立てられてしまいそうになり、父の昌幸とは違うカラーを出しているのが面白い。もしかしたら昌幸の若い頃も実はこうであったのだろうか、そして幸村が年を重ねることが出来ていたら昌幸のようになっていただろうかなどと思いを馳せたくなるのだ。
                 

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