響け!ユーフォニアム2 第八回 かぜひきラプソディー (アニメ)

                 
かぜひきラプソディー 
無事に駅ビルコンサートを成功させた北宇治高校吹奏楽部だったが、あすかが退部する可能性はなくなってはいなかった。一方黄前家では、麻美子と両親による話し合いが行われていた。そんな中、久美子は風邪をひいてしまう……。

久美子の姉である麻美子は今まで親の意向に従って生きていたことで溜め込んでいたものを感情として爆発させてしまう。あすかの事情を麻美子に仮託しながら描写されている部分もあるのだろうが、長女としての責任感から我慢を続けてきたことを周囲に理解してもらえず、自分とは対照的に好きだった吹奏楽を続けて全国大会にまで行くお気楽な(ように見える)次女の久美子の姿に耐えられなくなった麻美子の気持ちを考えると、なかなかしんどいものがある。

このシチュエーションを待ってましたとばかりに、今回葵ちゃんが久しぶりの登場を果たしていて、人は誰しも事情を抱えており、それを部活動で全て救済出来るわけではないという現実を諭すかのように示唆されていた。だからこそ、好きなことを続けられる素晴らしさが映えていくという見方も出来るのだが、それは同時に麻美子の切なさをも浮き彫りにされていて、理解しているつもりであっても麻美子から吐き出される呪詛のような言葉にみっともなさを感じてしまうところに、視聴者である我々サイドも含めて人は皆スーパーマンではないという冷たい現実が突きつけられている。
                 

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