ろんぐらいだぁす! 第10話「あづみのオータムライド!後編」 (アニメ)

                 
あづみのオータムライド!後編
「あづみのオータムライド」も終盤。制限時間をオーバーすると、「足切り」にされて完走できないことを知った亜美は激しく焦る。しかし、雛子と弥生、紗希は一向に動じず、先頭交代を繰り返す集団走行によって大幅にペースアップ。仲間が風よけになってくれることで、亜美も未体験のハイスピードで走ることができ、どんどんゴールが近づく。
しかし、最後の最後で登り坂と向かい風が待ち受け、がっくりとペースダウン。自分のペースでは間に合わないと考えた亜美は、「先に行って下さい」と仲間に告げる。完走を諦めかけた亜美だったが……。

制限時間が迫り、足切りされてしまいそうになる亜美達。これは雛子と弥生らによる亜美への配慮で、オータムライドはてっきりリタイアかと思ったら雛子らは思わせぶりな表情や仕草に終始するばかりで、取り乱す亜美を励ますと、ギリギリのタイミングで走りを再開するというまさかのスパルタ。隊列を組み、亜美を最後尾にしてスリップストリームの恩恵を受けさせることで何とか制限時間内にゴールすることを叶えるが、亜美の時計が狂っていて制限時間をオーバーしてしまったと思いこみ悔し涙を流すシーンなどを併せて見ると、無理に感動を演出しようとしすぎることで作為的なものがモロに伝わり、却ってスポイルされてしまっていたように思う。

周囲の配慮やSNS的な繋がりの中で亜美というキャラクターがコントロールされるようにして埋没されており、目の前の出来事にいちいち大袈裟に感動してみせる様が女子大生というアイコンをうまく機能させたリアルなものではあるのだろうけれど、どうにも同じ自転車乗りの素人である視聴者としては感情移入しにくい。というよりも、むしろ距離を置きたくなってしまう程のグロテスクさがあった。

ただ、そのグロテスクさが人を成長させ、亜美が妹の視点で見ると頼もしい存在に変わっていたということを、パンクの修理を難なくこなしてみせる亜美の姿でメタファーとして描かれていたが、その命題は社会の中に於いて真ではあるのだろう。
                 

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