ソードアート・オンライン #19 ルグルー回廊 (アニメ)

                 
ソードアート・オンライン #19 ルグルー回廊
《世界樹》をめざしてキリトたちが巨大な洞窟《ルグルー回廊》を進む中、リーファのもとに友人のレコンから1通のメッセージが届く。 その内容は警戒を促すものであったが、時すでに遅くサラマンダーの部隊が接近。追い詰められ、戦うしかない状況に陥ったキリトは、 リーファを回復役にして自分は単身敵陣に斬り込む。 だが、敵はキリトへの対策を練っており、固い前衛に足止めされたキリトにメイジ集団の魔法が降り注ぐ。

サラマンダー部隊がキリト達に襲い掛かる。サラマンダー達はキリト対策として前衛にタンク(盾役)を配置して守りを固め、後衛の魔法使いがサポートと攻撃を担う戦法を取ると、キリトとリーファはこれに苦戦を強いられてしまう。如何にもMMOにおける対ボス戦のガチバトルのようなサラマンダー部隊の戦い方にALOの世界におけるアクチュアリティを感じる一方で、他のプレイヤーからしてみればチート的な強さを誇るキリトの存在はボスクラスに比肩することが暗示されており、それを意識した上で、キリトが怪物のような姿に変身し、サラマンダー達を食いちぎるなど残虐に殺していくシーンの描写はなかなか趣向が凝らされているように思った。角度を変えて見ればキリトこそMMO世界の秩序を乱す悪者であり、ラスボス的であるのかもしれないという含みのある演出には様々なことを考えさせられる。

それと、バトルだけ見ると剣士同士だったアスナよりも魔法でのサポートに専念してくれるリーファの方が役割の違いがはっきりしていて、キリトに対する普段の態度とあべこべになっているのは面白く、戦闘の演出にメリハリがつけられており、アレゴリーとして捉えてみた時にも興味深い。

サラマンダーの襲撃をけしかけたのはリーファをキリトに取られたあのシグルドであることが判明することについてはベタな展開とはいえ、彼が企む種族間同士の大規模な戦争まで悪いことだとされてしまうと、MMOはやはり対人戦やGvG(Guild vs Guild)が華であり、人間はどの世界でも争いや戦いを好むものと認識している自分としては、なるほど他のプレイヤーの視点に立ってみるとキリトこそ無粋で厄介な存在に思えてくる。
                 

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