おんな城主 直虎 第2回「崖っぷちの姫」 (ドラマ)

                 
おんな城主 直虎
今川の追手に命を狙われる亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)はある秘策を思いつく。おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事信州へと落ち延びる。井伊直満(宇梶剛士)が謀反の疑いで殺されたことにより、以前から直満と対立していた小野政直(吹越満)が今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。政直はさらに息子の鶴丸(小林颯)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策するが…

今回も少女編。夏休みに上映されるベタなファミリー向け邦画のような展開に、ありがちなフェミドラマとは違うんじゃないかと期待させられた第1話の時に抱いた期待を見事に打ち砕かれてしまった。綺麗なベベ来た権力側の大人たちを悪く描いて、浮浪者のような出で立ちの流れ者の男を善人に描くところなどは最たるもので、本来であれば、亀の元に向かうために家出したおとわは売られていたか強姦されていたのだろうし、そのメタファーのような演出がなかったわけでもないが、毒のない陳腐な内容にはがっかりさせられる。

悪役を演じる吹越満がこれまたベタではあったものの、その息子の鶴が父親の悪巧みのおかげで亀を追いやって自分が想いを寄せているおとわと夫婦になれるチャンスを掴んだのに、中途半端に善人ぶろうとして、結局おとわに振られてしまうシーンはなかなかの切なさがあった。鶴の気持ちに気づかずに、父親は父親、鶴は鶴と云って励ますおとわからも無邪気なだけに余計に突き刺さるものが放たれている。しかし、個人は個人といってのけるおとわが将来家のために女を捨てると考ると感慨深く、そういう考えであるからこそ、本当に大切なものを犠牲にして無私で組織のために貢献できたというメッセージに繋がるのかもしれない。
                 

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