ソードアート・オンライン #22 グランド・クエスト (アニメ)

                 
グランド・クエスト
ユイがアスナのプレイヤーIDを感知した。《世界樹》の上部にアスナがいるというユイの言葉に、キリトはいてもたってもいられず翅を広げるが、システムによる障壁に阻まれて一番下の枝にすら届かない。しかし、アスナもまたキリトたちの存在を感じ取っていた。アスナは希望を込めてあるアイテムを空に投じる。改めてアスナ奪還への決意を新たにしたキリトは、《世界樹》の頂上へ至る唯一の道・難攻不落のグランド・クエストに挑む。

世界樹の上部にアスナが本当に存在していることを知ったキリトはリーファを置いてグランド・クエストへと挑む。ここからは俺一人で行くとか格好つけて言ってるけど、ユイも一緒やんけと突っ込んだ視聴者は果たしてどれぐらいいたのだろう。などと思いながらキリトが発狂するようにアスナへの執着心だけで無謀な戦闘に挑んでいく様を見ていると、これがなかなか、MMOで本人の強さを支えているものは所詮レベルやスキルというパラメータの高さだけという自虐が、現実社会への風刺としても効いていて面白い。

最後には、キリトとリーファが実は兄妹であったことをお互い知ることになるが、直葉からすれば現実で兄に対して失恋した後にようやく新たに惹かれる対象を見つけたと思ったらその人の正体もまた兄であったというのは、想像していた通りの展開であったとはいえ、なかなか残酷ではあった。

ただ、これも隠喩的で、人が新たに好きになる対象というのは、前に好きになった存在と似たような相手であるということなのかもしれない。しかし、そうなると直葉に想いを寄せている今ではすっかり影が薄くなったレコンには芽がないということにもなりそうで可哀そうになるが、一方ではレコンもいつかキリトのように逞しくなる男子三日会わざれば刮目して見よの展開が今後に待っていても良さそうなものに思う。とはいえ、このアニメ、所詮はキリトを中心にしたハーレムものなので、あくまでキリトが女性の心を掴んで離さないのだろう。優れたオスが複数のメスを侍らせ続けるというのも、考えてみればリアリティが存在するものではあるが、それはそれで残酷さを感じる。
                 

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