処刑女 (映画)

                 
処刑女処刑女 [DVD]
閑静な郊外に一軒家を購入したローリーとヒュー。彼等は誰もが羨む幸福なカップルであった。だが週末に、マイホームに引っ越した二人に衝撃の都市伝説が告げられる。近所に建つ、荒れ果て放置された廃校。かつてここで大量殺人があり、ただ一人生き延びた犠牲者が、精神を病みながら未だにその廃墟に潜んでいるというのだ。笑って取り合わないローリーとヒュー。しかし、その夜。訪れた友人達とくつろいでいた二人に、絶叫が襲いかかる―。

2014年のアメリカ映画。ホラー。

郊外に一軒家を購入した男女のカップルに悲劇が襲い掛かる。家の近くに存在する廃校では大量殺人事件が起きた過去があり、ただ一人生き延びた犠牲者が精神を病みながら未だにその廃校に住み着いているという都市伝説が真だったというストーリーで、カップルが呼び寄せたパーティの招待客達が白いマスクを被った殺人鬼に次々と殺されていく。

緊張感や迫力が弱いのは残念であるものの、やや無機質な印象すらあるのっぺりしたイメージの殺人鬼とゴアシーンのグロテスクさとの組み合わせは残虐さを映えさせていた。無感情に見えて、主人公の言動などから影響を受けたのか殺人鬼がわずかに体を震わせてみせるシーンなど、メッセージ性が込められたような挙動もある。最後には主人公まで容赦なく殺され、ありきたりなホラー映画のお約束エンドとはまた少し違う救いようのない終わり方で幕を閉じていたが、犯罪をおかす人間というのは概して何かの被害者でもあるのかもしれず、その負の連鎖、スパイラルといったものについて考えさせられた。個人的には、そこを強調するならば、主人公を殺人鬼に変えて欲しかったが。
                 

コメント

        

        
> > 処刑女 (映画)