ソードアート・オンラインⅡ #14 小さな一歩 (アニメ)

                 
ソードアート・オンラインⅡ #14 小さな一歩 (アニメ)
誌乃を殺してから自分も死のうと、恭二が襲いかかる。だが、間一髪で和人が駆けつけて、恭二に飛びかかった。もみ合いとなる中、恭二が持っていた毒薬入りの注射器が和人に押しつけられるが、奇跡的な偶然により薬液は注入されず、和人は難を免れる。後日、和人と誌乃は菊岡に会いに行き、今回の事件に関する事実関係を聞くことに。菊岡は《死銃》の一人として逮捕された男から、キリト宛の伝言を預かっていた……。

GGO編最終話。現実の世界とゲームの世界が転倒し、ゲームこそがリアルとなかりに全てを注ぎ込んできた新川君の哀れな姿が描かれる。また、ゲーム内やネットで個人情報を入力することの怖さや他人に自分のことを話すことのリスクも主張されていた。これが一方では、シノンが朝田詩乃として現実でもトラウマを克服してみせるシーンに繋げられており、満更ゲームも悪くないよというフォローにもなっているのは巧い。

キリトにアスナを紹介されるシノンがキリトとアスナの関係を察したかが結局不明なままなのもラブコメとしてはもどかしさがあり、想像力を刺激してくれて面白い。ただ、トラウマを克服しつつあるシノンについての最後の総仕上げとして、幼いころにシノンが強盗を銃で撃って殺したことで救われた幼い命があった。だからシノンがやったことは正しかったと肯定してみせて終える構成については首を傾げてしまった。それは今までのシノンのトラウマについて、自分を重ねた多くの視聴者を落胆させたのではないだろうか。結果としてやったことが正しかったから肯定されるというのは、逆に言えばそうでない場合は、一生過ちとして十字架を背負い続けなければならないことなのだろうかと考えさせられた。ただ、良い知らせであれば教えてあげて少しでも励ましたいというキリト達のシノンへの配慮は、それで前向きに歩めるのであれば、都合の良い部分だけをピックアップしてもいいではないかというメッセージがメインであって、それについてはそうかもしれないとも思う。

プロがいる世界という触れ込みだったGGOのプレイヤー達はSAO編やALO編に比べると個性や威圧感が感じられず、所詮はキリトの敵ではなかったという点で迫力に欠けてしまっていたのは残念ではある。
                 

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