エロマンガ先生 #2「リア充委員長と不敵な妖精」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #2「リア充委員長と不敵な妖精」
和泉家を前触れなく訪れた、紗霧のクラスの委員長・神野めぐみ。彼女の目的は「紗霧を学校に連れていく」ことだった。意気込むめぐみの強引さと、話をする気も無いという紗霧の頑とした態度。両者に挟まれ困惑する正宗だったが、紗霧はどんな娘か?というめぐみの問いに対して、本人が聞いているとも知らずにその思いの丈を語りはじめる――。

引きこもりの紗霧を学校に連れて行こうと主人公の家に訪れてきた紗霧のクラス委員長であるめぐみ、引っ込み思案な紗霧とは対照的に性を含めてあらゆることにポジティブでアクティブな彼女に主人公はたじたじになってしまう。ビジュアルと雰囲気からは俺妹の桐乃の面影があり、今回の作品が黒猫タイプのヒロインとのラブストーリーであることを示唆していることを示唆しているように読み取れなくもない。

主人公とめぐみとのやりとりを聞きながら自分の中の兄への想いから異性に対するものを自覚した紗霧が最後に「これからは自分の下着は自分で洗う」と宣言するところは、上野千鶴子の『スカートの下の劇場』に書いてあるような女性にとっての下着の管理と性の自己決定権との結びつきを下敷きにしていて、引きこもりの紗霧が自立という外の世界への第一歩を踏み出したことの比喩に掛かっているのだろう。あるいは男女の関係というのは家族とは違うという意味であるのかもしれない。

最終的にはライトノベル作家とイラストレーターの夫婦として二人共インドアで仕事もプライベートも完結させるというオチをつけていきそうだが、家に閉じこもっている紗霧というステロタイプな昔の女性を表象したキャラクターが外へ積極的に出ていくようになることが本人と兄である主人公の幸せに繋がるのだろうかという点を踏まえて今後の展開が気になる。
                 

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