エロマンガ先生 #11「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」 (アニメ)

                 
エロマンガ先生 #11「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」
合宿から帰宅する正宗。正宗の帰りを喜ぶ紗霧。二人は新作の発売日を迎えることとなる。作品が並ぶ本屋を見に行く道すがら、正宗はタブレット越しの紗霧に小説を書き始めた頃のことを語りはじめる。ある「きっかけ」があって小説にのめり込んだという正宗。同じ頃、登校拒否をしていた紗霧もまた、ある「きっかけ」のおかげで学校に通うようになったのだという。二人の過去と現在を繋いだ、これはその「きっかけ」の話――。

政宗と紗霧、二人の出会いのエピソードを回想的に振り返る。今までは常にコメディとしての笑いの精神を忘れていなかったのに今回ではベタなヒューマニズムに傾き過ぎており、却ってドラマとして安っぽくなってしまっているのは残念だった。誰かと出会って何かが変わる、それが明るさのようなものに繋がることもあれば、ひきこもりに繋がったりもする。

ひきこもりであるから暗いわけではなく、ネットワーク上を介した出会いもまた素晴らしい出会いの一つであり、立派なコミュニケーションなのだと肯定しつつ、でもどこかで後ろめたさとそれに指差すような揶揄や批判も意識的に含まれているのがこのアニメの面白いところだろうか。もっとも、紗霧の場合は、エロマンガ先生というプロのイラストレーターとしての確かな実力があり、人気配信者でもある。それだけでもう人とのコミュニケーションが苦手なんですと云われても説得力がないのが実際ではありそうなものの、では何を以ってコミュニケーションを得意・不得意だとするのかという問題が浮かんできそうだ。
                 

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