バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2 (映画)

                 
バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD] バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD]
スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが贈るSFアドベンチャーシリーズ第2弾。現代に戻って来たマーティは、ドクに連れられ今度は未来へタイムスリップする。

(引用 amazon バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD]

1989年のアメリカ映画。バック・トゥ・ザ・フューチャーの続編。

前作のラストで主人公とガールフレンドがドクに連れられて未来に行くところで終わっていたが、本作も純粋な続編としてそのシーンから作品が始まる。ただ、未来へ行く動機がかなり粗い。ドクはタイムパラドックスを異常に心配し、恐れ、警戒しているだけに、未来へ行くという行為以外でも解決できそうなケースしかアイディアがなかった点にはがっかりさせられた。
しかし、1989年が描いた30年後の2015年は見応えがあった。ビジュアル的なセンスに古さは感じるものの、音声認識や指紋認識、宙を飛ぶ車、3D映像、進化して手軽になったインスタント食品など実際にその時代に生きる我々から見ても夢とリアリティのある素晴らしい世界を見事に予見して表現されていたと思う。それと、未来のマーティの家族がマイケル・J・フォックスの一人四役によってこなされているのも可笑しみが合って良かった。日本人の上司に解雇を言い渡されるところなどはジャパンバッシングだろうが。

本作の未来編は未来のビフにタイムマシンを利用させるために設定されており、さながらPART2はビフの逆襲のストーリーになっている。未来のビフが過去に戻り、過去の自分(ビフ)に未来までのスポーツの結果が掲載されたスポーツ年鑑を渡すことで彼を金持ちにし、自分の人生を変える。これにより1985年の世界も大きな変化を遂げる。これをもう一度何とかするためにマーティとドクは再び過去へと行くわけだが、そもそもビフの人生はマーティのタイムマシンによって暗いものに変えられていたわけで、元の世界を取り戻すというのが、そのマーティが変えた都合の良い世界であるというものとして掘り下げられており、そこが前作同様にマッチョでユニークでアメリカ映画らしいのだが、本作のほうがシニカルでシリアスであった。
娯楽映画としての構成は前作に比べると粗さを感じたものの、時間(歴史)を意識的に変えていくという姿勢に、自分達(アメリカという国)の正義を揶揄し、自己批判して容赦を願っているところが憎めなくてうまい。
                 

コメント

公開当時は遥か先の2015年でしたが、実際に近づいてきましたね。
空飛ぶ車や浮いている板は未だ実用化されていませんが、
それに対し、コンピュータは映画に及ばないにしても
目覚ましい進化を遂げているような気がします。
>>ランスロットさん

こういうSF作品の近未来ってかなり科学技術が発展しすぎてるきらいがあるイメージがあったんですが、それでもこの作品は割りといい線ついてたってところがすごいですよね。自分には30年後がどうなってるのか見当がつかないです。
今から30年経っても空飛ぶ車はないだろうと思いますが、実際はまったくわからないですし。
個人的には、バックトゥザフューチャーには出て来なかったんですが、アメリカ映画で時々見る家事ロボット的なものは30年後にはだいぶ定着してるんじゃないかなと期待してます。
        

        
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