大正野球娘。 第11話 「そゞろに胸の打ち騒ぐ」 (アニメ)

                 
story_img11.jpg
全画面キャプチャ 20130425 214902
朝香中学との試合前日、小梅の両親は、野球の事を知ってしまう。近所の寺で素振りをしている小梅を見つけた父・洋一郎は、隠し事をし、嘘をついていたことを叱る。翌朝、小梅は洋一郎の反対を押し切って家を出る。試合前の練習を始める桜花会。開始時間が近づき、朝香中学の練習も始まるが、なぜか晶子が、姿を見せない。家に電話をすると、急な発熱で、休ませるとの事。不審に思った小梅は晶子の家に駆けつける。

いよいよ櫻花會と朝香中の試合が始まる。今日のこの日のために頑張ってきた櫻花會だが、それに対しての演出は過剰ではなく、視聴者の感慨と想像力に委ねるためにあえて淡々とさせたような進行が、シュールなこの作品の雰囲気とよく合っていた。この作品らしい独特の盛り上げ方が、まさに『大正野球娘。』と感じさせてくれる。

ただ、この期に及んで、親に野球をしていることがばれたとなって話を複雑なものにしているのが気になった。このタイミングで野球をしていたこと、あるいは嘘をついていたことで親と揉めるというのは意外だった。自分は当初、女子が野球をすることあるいは女子が社会へ進出することへの社会(時代)の偏見と具体的な障害のメタファーとして、親の存在がストーリーに大きく関わってくると考えていた。しかし、この流れだと、せいぜい朝香中との試合を親が観戦して、そこで娘の努力の成果に胸を打たれて認めるといった展開ぐらいで締められそうなのだが、どうなのだろうか。

朝香中との試合は、後半パートに試合前半部分が描かれる。序盤は櫻花會が優勢に試合を進めるが、朝香中も晶子(投手)攻略の糸口を見つけたようで、次回は朝香中の反撃から始まり、感動のフィナーレへと繋がれるのだろう。
櫻花會が男子相手に健闘するところが痛快であり、練習の成果による技術の向上、そして、野球(戦い)への心構えの変化に改めて感慨深さを覚えた回だった。
                 

コメント

        

        
> > 大正野球娘。 第11話 「そゞろに胸の打ち騒ぐ」 (アニメ)