はたらく魔王さま! 第5話 魔王と勇者、笹塚を救う (アニメ)

                 
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真奥たちの前に現れたのは悪魔大元帥のひとりで、かつての部下であるルシフェルと、思いもよらない人物だった。
真奥たちに襲いかかるルシフェルたち。力の戻っていない真奥は彼らの攻撃に為す術もなく、傷ついた芦屋を抱えて逃走するしかなかった。千穂を捕らえ、さらに人間の絶望と恐怖を吸収するため、ルシフェルは首都高の高架を破壊。笹塚駅周辺を崩壊させる。
だがその時、真奥の身体に異変が起きる……。

魔王、悪者と戦うの回。
今回を見て思ったのは魔王は悪者じゃないんだなと、少なくとも人間になって日本にいる限りはそういうスタンスで、勇者にとっては悪いやつかもしれないけど、日本にとってはとりあえずは悪いやつじゃない。
これで魔王と勇者の立ち位置の混乱を招き、善悪を混合させている一方で、そのあたりの世界とのコミットメントについてのメッセージを真面目に発している時ですら、空気を読まずに常にサービス精神を忘れないギャグへのこだわりを配置してみせるなど、その一貫したおちゃらけテイストが物語を深刻にせずに、見ている側に考えてもらうと同時に思考が不要な単純な元気も与えようとしていて、そこに如何にもこの作品らしい明るさがあって好感を持てた。

ただ、魔王があまりにもベタにヒーロー化してしまっていて、魔王が魔王であるということはどういうことなのか、勇者に比べてそのあたりの背景がまだ描かれておらず、単に思春期の青年のオタ気質な妄想をメタ視点を用いて具現化させただけのキャラのようにしか映らなかったのは気になった。これについてはそういう受け取り方でいいのかもしれないが、そうだとしてもそうじゃなくても、現状だと皮肉の効き具合が弱く、話を展開させていく毎に主人公のヒーローとしての格好良さへの演出だけがやたら濃くなって、魔王という設定がぼやけ、作品そのものに勢いが失われていくので、見ていて辛くなってくるところもあった。
                 

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