ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 (映画)

                 
DRAGON BALL THE MOVIES #04 ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 [DVD]DRAGON BALL THE MOVIES #04 ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 [DVD]
全宇宙を支配しようとたくらむ悪の宇宙人スラッグが、地球を最新型惑星クルーザーとして使用するために襲来。
太陽の光を直接浴びると1時間も生きていられない種族であるスラッグ軍団の魔族は、手始めに地球の太陽光線を遮断する。悟空たちはスラッグの野望を阻止しようと闘うが、スラッグの強さはあのフリーザや超サイヤ人をも上回るかもしれないと言う。悟空たちとスラッグ軍団との戦いが始まる。

(引用 Wikipedia ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空

1991年の日本のアニメ映画。劇場版ドラゴンボール第7作。

オリジナルがフリーザ編でナメック星を舞台にしていた頃だからなのか、本作の舞台は地球とはいえ、敵がナメック星人になっている。タイトルは超サイヤ人になっているが、現在の我々の間で共有されている金髪の超サイヤ人ではなく、気を上昇させて少しバーサク状態になったような感じの、超サイヤ人とはどういうものだろうと想像を働かせ分析をした上での割と無難で的確な演出にまとめられたものになっている。

荒廃していく地球を救うために悟空やピッコロが同じ民族同士で争うというテーマと構成は『地球まるごと超決戦』に似ており、意図的に作りだされていたヤジロベーとクリリンの田中真弓の一人二役によるやりとりなどは、どことなく地球まるごと超決戦における悟空とターレスと悟飯の三役を演じた野沢雅子に対抗する意味合いを感じさせた。

本作はそういう遊び心がふんだんで、バトルアクションシーンそのものはやや単調で捻りがなかったものの、悟空とスラッグとの戦いにかつてのピッコロ大魔王との戦いをオーバーラップさせていたり、悟飯の口笛でスラッグが悶え苦しむシュールな光景が悟飯とピッコロの関係を極端な形で比喩していたりと、原作へのリスペクトを感じさせるユニークさが楽しい作品だった。クリリンが自覚しながらもあえてかませ犬役を買って出るところなどメタフィクション的に作品を捉えているのも面白い。
                 

コメント

        

        
> > ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空 (映画)