はたらく魔王さま! 第7話 魔王、近所付き合いで家計を助けられる (アニメ)

                 
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ある日六畳一間の魔王城ことヴィラ・ローザ笹塚201号室の隣に引っ越してきた、着物姿の小柄な女性、鎌月鈴乃。
真奥たちを監視している恵美は、異世界からの刺客、または新手の悪魔か? と身構えるが、夏バテした芦屋を心配し、働かない漆原に家事をさせている鈴乃の姿を見て思い過ごしだと胸をなでおろす。
一方、真奥のアルバイト先であるマグロナルド幡ヶ谷駅前店では、はす向いにできるライバル店、センタッキーフライドチキンの開店が明日に迫っていた。

新キャラクター・鎌月鈴乃が登場。着物姿で凛とした大和撫子というタイプの彼女が魔王に近づくのは単に好意だけでなく、何か裏がありそう。漆原に指示を出しながら一緒に家事をする描写は、そのうち少し前の漆原のように魔王に襲いかかってくるということの示唆のようにも読み取れたが、果たしてどうなるのだろう。エミリアと鈴乃のやりとりも明らかに誤解に基づいたすれ違いから違和感を覚えさせるものになっていた。
そして、全12話構成だとして、そろそろ物語も終盤に差し掛かるところ、この違和感に大家がどう絡んでくるのか。大家の水着姿のグロテスクなビジュアルに魔王たちが吐き気を催すほどの嫌悪感を抱いてノックアウトされてしまう演出も、今後を考えると興味深い。
今までこの世界に存在が必要だったのかよくわからなかった勇者エミリアが、ここに来て猛アピールしているのもあわせて考えると面白かった。

このアニメ、女キャラクターだけでなく、男キャラクターも積極的に増やしていて、男女比がほぼ同じなのに、男同士で女の取り合いはせず、女たちが一方的に魔王を見つめるというのを嫌味にならないように丁寧に描かれており、同性からも異性からも慕われる「魔王」という存在や男性(自分)上位の緩くて自然に見せかけたハーレム的シチュエーションに対する憧れ、(クラスの)人気者になりたい、あるいはなりたかった、というコンプレックスを巧みにくすぐる、そして何よりそれ自体については絶対に批判を加えない上で善悪を語る、その読者に合わせてくれる「等身大」のファンタジーが如何にもラノベであり深夜アニメ的でありサブカル的で、こういう作品を見る度に女だけでなく男などあらゆる他者が「萌え」化されていることをしみじみ思う。
                 

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