俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 第3話「俺の友達が眼鏡を外すわけがない」 (アニメ)

                 
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サプライズのために訪れた沙織のマンションの入り口で、沙織の部屋番号がわからないことに気づいた京介と、それを責める桐乃と黒猫。そんな3人の前に、お嬢様の気品漂う美少女が登場する。京介たちに気づいた途端、顔を覆い、しゃがみ込んでしまったその少女の声は、彼らのよく聞き覚えのあるものだった。

沙織に焦点を当てて掘り下げることで「沙織・バジーナ」というキャラのルーツを追った回になっている。

沙織がオタクになった経緯やオタ系サークルを主催するようになった動機、ぐるぐるメガネをかけてテンプレート的なアナクロニズム系オタクファッションをしている理由などが明らかになるのだが、どれも属性と記号に寄りかかったやりとりに終始しているという点では今までのエピソードの焼き直しの感じが否めず、新鮮味に欠けていたのが残念だった。

ただ、桐乃と反対にオタクである自分よりもそうでない自分を知られることに対して恥ずかしがる沙織の姿に、仮面としてのオタクの形があり、一見シリアスでありながらも皆とコミュニケーションをとるためにオタクになった沙織の姿は同性異性それぞれとうまくやっていくために始めるスノーボードやカラオケのような軟派な潤滑油としてのオタクの一面を強調しているようで可笑しみが感じられて面白かった。それはまさにオタクを仮面として利用した京介の視点から見た場合のオタク趣味を通すことで関係が進展した桐乃や黒猫との今までのエピソードにもうまく重ねられていたし、マンネリなストーリーの中でも沙織のキャラに奥行きを出すことで世界そのものが広がったように大袈裟に錯覚することができるところは本作的な魅力があって良かったと思う。
                 

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