プリズン・ブレイク シーズン1 第7話「悪魔の孔(あな)Part2」RIOTS, DRILLS AND THE DEVIL Part 2 (ドラマ)

                 
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刑務所内の暴動は激しさを増し、州兵が出動する事件に発展、知事のタンクレディも現場にやってくる。この騒ぎに乗じてスクレとアブルッチは協力して壁の穴を広げる作業を進める。すると、マイケルの計画通り古い下水路がみつかる。

暴動後編。収拾のつかなくなった騒ぎのなかで女医のサラ・タンクレディが囚人たちに襲われそうになるが、危機一髪のところでマイケルに助けられる。そのやりとりのなかにはタンクレディとマイケルのロマンスが今後描かれるという示唆が含まれていたが、タンクレディがどうやらマイケルの脱獄計画を察したような描写があり、この点が今回の話では重要だろう。

マイケルの「優しさ」によってタンクレディは救われたが、同時にその「優しさ」によって今後の計画においての重大な妨げになりそうな問題の種を撒いてしまったといえる。これは人質にとっていた看守への処遇についても同様で、看守に危害を加えることを認めず、最後には解放して穏便に済ますことを指示したマイケルだったが、ティーバッグは「仲間」を守るためだと看守を殺してしまう。

常に現実主義者のように描かれていたマイケルが己の「ぬるさ」によってフィクションの世界のヒーロー然とした理想主義者に映され、対照的に現実を見据えたティーバッグの「悪」の姿勢が強烈なものとしてマイケルを打ちのめそうとしているのが面白かった。このマイケルとティーバッグのせめぎあいが今後のエピソードでは楽しみである。ティーバッグはとてもクセがあり、そして影があり、何より悪い奴なのだが、この「悪い」という部分が理想を実現するためにもドラマを盛り上げるためにもとても重要で、マイケルにはそれが決定的に欠けているという点を考えさせられた今回のエピソードだった。
                 

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