パンツの穴 THE MOVIE 〜童貞喪失ラプソディ〜 (映画)

                 
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菊池桃子デビュー映画で有名な「パンツの穴」が、篠崎愛主演で21年ぶりにスクリーンへ帰ってきた! 【あらすじ】とある海辺の高校。1年生の博志、亮太、拓郎の3人は夏休み前に荒唐無稽の大志を抱いた。「この夏休みに童貞を卒業する!」。3人はこの街に蔓延る都市伝説で女性を抱こうとするが、前途多難。ある日、3人の前に絶世の美女・一ノ瀬なるみが中年男性に追われながら駆けてくる。

2011年の日本映画。篠崎愛主演。

ヤリたい盛りの男子高校生達が童貞の状態を脱するために奮闘するエロコメ映画。
思春期の男子の性的なものへの好奇心をうまく捉えた作品として1980年代に好評を博したシリーズが20年以上の時を経て復活とのこと。

自分は80年代の作品の方は知らないのだが、本作については、若者のリビドーを応援した前向きで爽やかな作品に仕上がっているとは思った。
具体的なセックスシーンは全く出てこないなど、性的描写による刺激は弱く、チープな感じもするのだが、安っぽさを逆手にとって虚勢の張り方やセックスにたどり着く寸前での失敗などに若い男の余裕のなさと重ねあわせた「童貞」っぽさを醸すことに成功していて、ただそれを決して馬鹿にせず、微笑ましいものとして表現しきっていたのが巧い。

ヒロイン役の篠崎愛はグラビアの延長のような感じの見せ方をしていたが、身近にいそうな表情の雰囲気と日本人離れした豊満なボディとのアンバランスさが本作に登場する「冴えない男達」の手の届く範囲での憧れの存在として相手をするというポジションにうまくハマっていた。そこにある意味では、グラビアアイドルとしての篠崎愛という存在がメタ的に表現され、消費される性としてメッセージが発信されていたのも興味深かった。
                 

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