キラー・ゲーム 呪われた鬼ごっこ (映画)

                 
キラー・ゲーム ~呪われた鬼ごっこ~ [DVD]キラー・ゲーム ~呪われた鬼ごっこ~ [DVD]
迫りくる恐怖。“それ”を止められるのか!?

今から30年前のあるカレッジで、5人のやんちゃな男子が、冴えない学生であったロバートを悪ふざけから殺してしまった。時は経ち、殺人を犯した5人の息子達が同じカレッジに進学してくるのだが、そこから惨劇は始まるのだった。冴えない女の子ベッキーにのり移ったロバートの怨念が、一人一人殺していくのだ。ベッキーは何が起ったか理解できないながら、どうしたら人殺しを止められるか考えるのだが……。

2005年のカナダ映画。ホラー。

30年前に殺されたいじめられっ子の大学生ロバートの怨念が女子大生である主人公ベッキーに憑依し、自分を殺した男子学生達の息子を殺すことで復讐していく、というストーリー。

プロットとホラー描写自体は大したことがなく、恐怖や切実さが伝わってこない大人しい作りに感じた。何年経ってもいじめられた方の傷は残っているというメッセージや、「血」にこだわって実の息子を殺し、養子は殺さないというプロットが投げかける比喩などにわかりにくさがあったのが残念。

ただ、冴えない大学生だったロバートが同じように冴えないことでからかわれるベッキーに取り憑くことでモテる女に変身していく過程と、そのベッキーが自分とはずっと縁がないと思われていたアクティブな男子学生達の逞しい肉体・筋肉美に目が釘付けになるという剥き出しの本能がうまく重なっており、引っ込み思案なベッキーも本当はアクティブなサークルに入ってモテたいという願望を持っているのだが、しかし最後にはやはり自然体の地味な自分のままでいることで幸せ(男)を掴むという描写によって結論づけられるまでの流れにメタなサブカルっぽさがあって面白かった。
                 

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