プリズン・ブレイク シーズン2 第3話「スキャン」SCAN&第4話「罠の代償」FIRST DOWN (ドラマ)

                 
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橋から転落して爆発した車を見ながらFBI捜査官が呟いていた。「苦労して脱獄して、こんな風に死ぬとは…」
一方、思わぬ形で再会を果たした元看守のベリックとギアリーは、最初こそお互いを激しく罵り殴りあうが、脱獄囚にかけられた懸賞金を目当てに一致団結することで決着、さっそく古巣のフォックスリバーへと戻ると、マンチェを脅しマイケルたちの行き先を聞き出す。

FBIとは別行動で懸賞金目当てにマイケルたちを追跡するベリックとギアリーは、ついに2人を拘束! しかし、マイケルたちの目的がユタに埋められている500万ドルであることを知ると、警察に差し出さずにユタへ道案内させようとする。家族との国外逃亡を予定していたアブルッチはフィバナッチへの復讐心がどうしても押さえられず、妻の制止を振り切って出かけていく…。

刑務官を首になったベリックはかつての同僚でベリックより前にクビになっていたギアリーと手を組み、マイケル達を追跡する。
FBIのマホーン捜査官を出し抜くことには成功したマイケルとリンカーンだったが、ベリック達とは派手なカーチェイスを繰り広げた末に捕らえられてしまう。それでもマイケルと偽装結婚したニカの協力もあって何とか窮地を脱するマイケル達。しかし、自分の都合の良い時だけ助けを求め、他人を道具として見る冷たさをマイケルはニカに強く批判される。これはマイケルの刑務所内での人道を重んじる人柄と脱走に関して見せた冷徹な一面とのギャップに対しての視聴者目線に立ったメッセージになっていた。

他の逃走者ではティーバッグが主人公顔負けの度胸と狡猾さで悠々と逃走を続けるのに対し、アブルッチはフィバナッチへの復讐心を抑えきることが出来ない自分の感情の隙を突かれ、結果的に再び仲間に裏切られる形でFBIに射殺されてしまう。残酷なマフィアのボスも家庭では良き父であったという描写とファミリーを裏切った存在をどうしても許すことが出来ないという執念が繋げられており、アブルッチというキャラクターは「父」としてどういう存在だったか、あるいは「父」とはどういう存在であるべきかを(離れたシーンにあるリンカーンとマイケルの父親の姿にも重ねて)問いかけながら死んでいく。
それにしても、フォックスリバー刑務所から脱獄した8人、フォックスリバー8で一番初めに脱落するのがまさかアブルッチとは……。

スクレとシーノートについてはそれぞれ恋人と妻に自分のしたことをなかなか受け入れてもらえず、FBIに追い詰められていく。考えれば、指名手配犯になって帰ってきた自分という巨大なリスクを受け入れてくれという方が無理があるのだが、このへんはアブルッチとは対照的に社会への再チャレンジと「愛」の獲得に対する分かりやすくて発展性のあるメッセージを含んだドラマなっているので、スクレとシーノートは作品に重宝され続けるのかもしれないなと感じた。
                 

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