境界の彼方 第7話 曇色 (アニメ)

                 
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いつものように談笑する秋人の所へ二ノ宮雫がやって来て、桜が転校してくると伝えた。
驚く秋人、未来は何やら考え込んでいる様子。
夕方秋人が家に着くと、妖夢と戦う桜を目にする。
間一髪で妖夢を倒す手助けをした秋人は、負傷した桜を自分の部屋で運ぶのだが、そこへ未来がやってきて……。

未来が殺してしまった友人の妹の桜が未来を殺すために再び秋人達の目の前に現れる。
ただ、桜は未来への復讐というよりは異能の力を持たず異界士になれない自分へのコンプレックスの克服のために未来を襲うというプロットになっており、結果としてあまりドロドロとしたドラマは描かれず、未来と桜はお互いに少し武器を交えた程度で和解する格好になっていた。

良くも悪くも京アニらしいキャラクターの愛らしさを大事にする作りにこだわった着地点を見出しており、その上で行間から解釈の余地を残しているのがうまい。物語としてこれからの展開に関わる重要な伏線も敷かれており、このあたりも視聴者が拍子抜けすることを見越して、かなり念入りにケアされているように感じた。

とはいえ、やはりそのぬるさが結果的にスポイルしてしまった部分もあり、キャラクターが抱えるコンプレックスやシリアスな内面がストーリーにフィードバックしきれておらず、作品の雰囲気とミスマッチでバランスを欠いたちぐはぐなドラマを展開し続けているという印象にどうしても繋がってしまう。

一方で、キャラクター間のやりとり自体は非常にリズミカルになってきて、コメディとして面白くなってきたのは好印象だった。
                 

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