プリズン・ブレイク シーズン2 第11話「ボリショイ・ブーズ」BOLSHOI BOOZE (ドラマ)

                 
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再会したリンカーンに父アルドは、“組織”と大統領の陰謀を暴く計画を話す。しかし、ここにも刺客がやって来て間一髪で難を逃れる。これ以上息子を危険な目にあわせられないと判断したリンカーンはLJを“組織”に預け、父とともにマイケルとの待ち合わせ場所へと向かう。マイケルはそこで幼い日に別れて以来の父との対面を果たす。

それぞれの主要人物による生き様、生への執着などの死生観を披露するエピソードが連なっており、マイケルは現在の自分のありかたに対する罪悪感に悩み、悪人であっても命を救うことを決めるとその覚悟によって結果として道が開ける。一方、ティーバッグは危機から脱出するために接合した自分の左手を再び切断すると、自分を陥れたロイの居場所を突き止め、復讐を果たして奪われた金を見事に取り戻してみせる。このティーバッグの執念にかなり制作サイドの思い入れが窺え、アンチヒーローとして人気を確立していることや扱いやすいことも思わせる。

ティーバッグに比べるとマイケルはかなりキャラクターがブレてきて、善人に対しても暴力を奮うようになり、己の都合で身勝手に悪人を騙そうとするなど、以前の冴えやスマートさがなくなってきている点に対して、作品が意識的に追及を試みた回でもあったが、ティーバッグに比べると描写に思い切りが足らず、そこが人間臭さであるとか主人公らしさのようでありつつも、作品のぼやけ具合にも繋がってしまっているのが少し残念に感じた。
                 

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